かこさとしさんらしい、緻密壮大で科学的な絵本です。
水を題材に関わる世界をどんどん拡げて言って、読んでいるものをぐいぐいかこさとしワールドに引き込んでいきます。
ただいつもと違うのは、鈴木まもるさんが絵を描いてるということです。
鈴木まもるさんが描いているのですが、どことなくかこさとしさんの絵です。
付録としてついていた「かこさとしさんからのおくりもの 『みずとはなんじゃ?』ができるまで」に詳しく書かれていて納得しました。
鈴木まもるさんに託されたかこさんの遺作なんですね。
最後までありがとうございました。
まだまだ読みたい本がいっぱい残っています。かこさんは壮大な遺品を残してくださいました。