うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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この絵本に文章はありません。すべてが白黒の絵で説明されています。白黒の絵の中に、実は女の子がさしたかさだけが赤く描かれています。 文がないおかげで、読み手は赤いかさを目で追いながら、より一層の自らの想像力を駆使してページをめくっていくことになります。 途中で出会ったお友だちとそのお母さんとはどんな話をしたのでしょう。跨線橋の上から通り過ぎていく貨物列車を見る女の子、ドーナツ屋のウィンドウをのぞいている女の子。何を思っているのでしょう。 文章がなくても、いや文章がないだけに、女の子の気持ちがわかるだけでなく、彼女が歩いている街や車などの音も聞こえてきます。 お父さんにかさを渡したときの、女の子のちょっと得意げな表情が印象的です。 裏表紙に描かれている、お土産のドーナツの箱を持ちながら、お父さんのかさに一緒に入っている女の子の後姿が、とても幸せそうで、うれしくなります。 幼児や小学生低学年の子どもたちが、どんな風景や会話を思い浮かべながら読んでいくのか、とても楽しみです。
投稿日:2009/06/16
言葉のない絵本ですが、とても饒舌です。 雨の中、お父さんを駅に迎えに行く女の子。 白黒のすっきりした絵の中で、女の子の傘だけが赤いのです。 家から駅までの道のりは冒険であり、いろいろな出会いがありました。 道がとても長く思えるのですが、女の子の少し不安なところと、何にでも興味を示すことが道を長くさせているのでしょう。 お父さんを迎えて、帰る道、来たときに気になったケーキ屋さんでご褒美を買ってもらいました。 お父さんの黒い傘が開かれて、女の子の赤い傘はたたまれます。 傘が心を表現しています。 風景をいろいろな角度で見ると、不思議なことに別世界。 シンプルな絵本ですが、うまみはいっぱいでした。
投稿日:2010/07/21
文章のない文字どおりの絵本で、この作品は絵だけの絵本といて良く知られています。 ストーリーはとてもシンプル。 雨が降ってきたので、女の子がパパに傘を届けに駅までお迎えにいくというシチュエーションで、この設定は昔よくあった記憶があります。 TVCMにもあったような気がします。 今だとパパはビニール傘を買って帰るのが、当たり前になってしまい、こうした風景が少なくなっているので寂しい思いがしました。 駅までの道のりが長いので、おそらく何も言わなくても子供らは、この女の子の不安が気持ちを感じてくれることではないでしょうか? そして、パパと会えたときの安堵の表情は最高です。 一番の特徴は、何といっても、この絵がモノクロであって女の子の傘だけが赤いという色使い。 女の子の心の内面を描いているようで、引き込まれてしまうことでしょう。 そして、町の風景も詳細に描いているので、見どころは満載の絵だと思います。 心を和ませてくれる一冊です。
投稿日:2008/08/31
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