イチゴはケーキとかパフェとかデザートとしても人気が高いですが、家庭菜園で育てる野菜としても人気があります。
栽培の開始は秋の終わり頃、そこから寒い冬を越して、暖かくなる春本番になると赤い実がつくようになります。
この絵本のタイトルのように、イチゴはスーパーなどでくだものコーナーで売られているので「くだもの」か「やさい」なのかわからない子供もいると思います。
そんな子供たちのためにも、この絵本をしっかり読んであげてみると、イチゴが野菜だというのがよくわかります。
つまり、リンゴやミカンのように木になるのが「くだもの」で、イチゴやスイカはそうでないので「やさい」になります。
ただイチゴはバラ科でもありますから、リンゴとか洋ナシとかは同じバラ科ですから親戚のような関係かもしれませんね。
絵本の中に「くだものがっこう」が出てきて、そこの先生が洋ナシでしたから、自分が野菜なのか果物なのか悩んでいるイチゴちゃんにやさしく教えてあげるのは、同じ科の親戚だと知っていたからかもしれませんね。
イチゴと同じ悩みを抱えているのが、アボカド。
この絵本ではイチゴと反対に「くだものがっこう」から「やさいがっこう」に転校しようとするアボカボくんも描かれています。
答えは、アボカドは果物。
イチゴは見た目もかわいいし、甘くておいしい。
それに今はいろんな品種もあって、なんともうれしい「野菜」です。