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とべ!ちいさいプロペラき」 パパの声

とべ!ちいさいプロペラき 作:小風 さち
絵:山本 忠敬
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2000年01月
ISBN:9784834016390
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,301
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  • みんなが主人公

    格納庫で、小さなプロペラ機が大きなジェット機と一緒になって、ちょっと萎縮してしまいました。
    その時ジェット機が言った「広い空では自分の大きさなんて忘れてしまうよ」という言葉がとても響きました。
    大きさ、強さ、速さ…、様々なスケールで比較されると、どうしても萎縮してしまう心の弱さを思い切り開放してくれる言葉です。
    子の絵本は父親と息子に置き換えられるのかも知れません。
    励まされて飛び立ったプロペラ機が、大空で小さくなっていくラストシーンは、感動的です。

    投稿日:2014/02/25

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  • 水色がいい!

    • 読み聞かせパパさん
    • 40代
    • パパ
    • 群馬県
    • 女の子12歳、男の子10歳、女の子7歳、男の子4歳

    保育園年中の息子にせがまれるまま、よく読みます。
    息子にとっては、「小さいプロペラ機は自分」
    ジェット機や他の大きな飛行機たちに気後れしながら、初飛行に臨もうとする不安、ドキドキ感。
    前の晩にジェット機からかけられた優しい言葉。プロペラ機が背中を押すように教えてくれた空の大きさ。
    このあたりで息子も、不安よりワクワク感が大きくなる感じです。
    気持ちはプロペラ機と一緒に飛び立ちます。空を大きく旋回しているときの気持ちよさ。ページいっぱいに広がる水色がすがすがしく、「ワァー」と声を上げてます。
    何かにチャレンジするときは、最後は自分で「エイ!」と踏み出すもの、なんて野暮なことも言いたくなりますが、まずは水色の空の広がりを一緒に楽しみたいですね。

    投稿日:2010/09/22

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  • 飛行機好きのお子さんにぜひ

    ちいさいプロペラくんと、大きなジェット機くんと、そしてパイロットのおじさんとの対話が良いですね。

    初めて空へ飛び立とうとしているプロペラくんと我が子を重ねながら、応援し、成長を喜びたくなる気持ちになれます。

    投稿日:2009/05/07

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  • がんばれよ!

    山本 忠敬さんの乗り物絵本が大好きな娘に1日に2回はせがまれます。
    小さな子供にかぎらず、一歩がなかなか踏み出せない人に読んで欲しい絵本ですね。これから先自分の子供や関わりを持つ子供達も小さいプロペラ機のように初飛行を様々な場面で迎えるでしょう。
    その時には、初飛行を迎えて周りを気にして心細くなったプロペラ機に「がんばれよ」と一声かけて飛んでいくジェット機のように自分も堂々とおごらず優しい存在でありたいものです。

    投稿日:2009/03/17

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  • いさましい

    この本は6歳の長男によみました。
    大きく立派なジェット機と小さいプロペラ機。
    格納庫に入ってきた大きなジェット機に萎縮するプロペラ機。
    その夜二人で語りあう。

    次の日,初飛行を迎えたプロペラ機は
    ジェット機とパイロットのおじさんから
    勇気をもらい、大空へと飛び立ちました。

    見た目の大きさや強さにとらわれず,
    自分の持っている物に自信を持ち,
    胸を張って生きて行ってほしい。

    内容的にはどの年代にもつながるないようです。
    文字の量としては小学校1年生でも十分だと思います。
    長男はこの本でいさましいという言葉の意味を覚えてくれました。
    言葉の意味を説明しながら読んで行くにはちょうどいいと思います。

    投稿日:2008/05/01

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  • 頑張れ!!

    • ジョバンニさん
    • 40代
    • パパ
    • 広島県
    • 男の子7歳、女の子3歳

    小学校に上がった息子が、学校の図書から2ヶ月間連続で借り続けた本です。
    なれない小学校生活の不安な心情を、小さなプロペラ機の話に感じ得たのでしょうか?一歩踏み出す勇気を与えてくれる。そんな絵本です。

    お話は、小さいプロペラ機が初飛行するまでの心情変化を描いたものです。
    大きなジェット機の堂々とした姿に萎縮するちいさなプロペラ機に、「ひろいそらでは、ぼくらのおおきさなことなどわすれてしまうよ」と励ます大型ジェット機。パイロットからの励ましもありますが、大きさや形は違っても同じ仲間からはげまされること、これが一番ですね。とても良いシーンです。
    さあ、いよいよ初飛行です。頑張れ!!

    絵本に登場する乗り物は、ほとんどの場合ライトやフロントグリルを利用して表情を表現していますが、飛行機となるとなかなか難しい!?でもそこは、乗り物絵本の第一人者の山本忠敬さん、さすがです。ちゃんと表情豊かに描かれています。また、至るこ所に遊び心が出ているところも、いつものとおりです。
    絵本の表紙〜裏表紙にかけて描かれている優しい顔の大きなジェット機と、張り切って飛んでいる得意顔のちいさいプロペラ機の表情がたまりません。

    投稿日:2005/11/17

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