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キスなんてだいきらい」 パパの声

キスなんてだいきらい 作・絵:トミー・ウンゲラー
訳:矢川 澄子
出版社:文化出版局 文化出版局の特集ページがあります!
税込価格:\1,068
発行日:1974年
ISBN:9784579401000
評価スコア 4.38
評価ランキング 14,209
みんなの声 総数 15
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  • 反抗期ってこんなこと?

    ウンゲラーは、絵だけではない。
    この絵本は文章ですごさを見せてくれました。

    猫のパイパーは反抗期。
    母親のキスなんて大嫌い。
    やることなすことムカつくし、学校行けば暴れん坊。
    だけど、最後にはちょっぴり反省を。
    母親に花束を贈りました。
    「もうキスはしないでね」

    単色の絵を、ウンゲラーの言葉が少々過激に取り囲みます。
    ウンゲラー、文章もすごい。

    この本は、思春期の子どもの親にとってとても暗示的な絵本だと思います。
    実際、親からの巣立ちの中で、子どもの心理はパイパーのように過激なのかも知れない。
    学校に行けば、回りはみんな同じ年。
    ぶつかりあいも半端じゃない。
    疾風怒濤の成長期は何事も過激なのかもしれません。
    子どもは活火山なのですから、大人し過ぎると危険かも。
    ただ、この時代を間違いなく乗り越えてほしいのが親心。

    少々不気味に、遠慮なく、ウンゲラーは語ってくれました。

    投稿日:2009/08/22

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  • 素直になれないよ

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子11歳、女の子9歳

    反抗期の少年のような主人公のネコ、パイパー。彼の放つ言葉には、思春期の少年のわかっているけど素直になれない姿がにじんでいます。そんなハイパーを心配するお母さんが、彼をキス責めにします。だから「キスなんてだいきらい」。
    反抗期の子どもたちが、この本を素直に読んでくれるかどうかわかりませんが、読んでくれれば、自分と同じだ!と思うに違いありません。もしかしたら、反抗期の子どもをもつ親が読むのが良いのかもしれません。子育てについていろいろ考えさせられる絵本です。

    投稿日:2006/11/19

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