「まどから おくりもの」 パパの声

五味さんの絵本は、遊び心たっぷりです。
まどから覗いて見たものが、本当のものと違っていて、サンタさんは間違ったプレゼントをしてしまいます。
楽しむ絵本だから、あまり理屈っぽい事をいうのは止めましょう。
へんちくりんなプレゼントをもらった動物たち、プレゼントをもらえなかった熊さん、でも、仲のよいまとめでした。

クリスマスの日、4歳の娘と、2歳の息子に購入して読んであげました。
最初、サンタさんがヘリコプターで登場したので、子供たちも驚いていましたが、読み進めると間違いだらけのサンタさんに愛着がわいてきます。
1度読むと“落ち”は分かるのですが、子供達は「ほんとはぶたさんだよ」とか「わにさんなの」と言って競って当てようとするのがかわいらしく、とても面白いです。
クリスマスを過ぎても、ときどき本棚で見つけると「読んで読んで」と2人でせがんできます。
ただ、しかけ絵本なので切り抜き穴があり、興奮した子供が引っ張って破れてしまうことがありました。

サンタクロースが、みんなのところにプレゼントを持ってきます。
でもサンタクロース、
どこに誰が住んでいるのか、結構勘違いしちゃいます。
ページをめくるのが楽しい仕掛け絵本。

五味太郎さんのしかけ絵本。
1983年の初版で、102万冊も発行されているベストセラーです。

お話は、あわてんぼうのサンタクロースを地で行くサンタクロースが主人公。
窓から見える姿を見て、サンタは贈り物を選んでいくのですが、次のページを開いてみると窓から覗いたときには想像できない絵が現れます。
そのギャップたるや、大人でも想像出来ない全くの別物でやられたという感じです。

ラストシーンもとてもほのぼのしていてとても完成度の高い絵本だと思います。
ベストセラーというのも頷けるオススメの絵本で、是非クリスマスの時期に読み聞かせしてあげて下さい。
五味さんのしかけ絵本は、三部作になっているので他のも読んでみたくなりました。

さすが五味太郎さん！
という作品でした。

窓という切り口で、外から見るものと中にあるもののギャップを表現していますが、とても楽しい内容に仕上がっています。
プレゼントがもらえないクマさんに、余分にもらった男の子がさっと・・・しかも仕掛けで渡したり・・・よくできてます。

娘もお気に入りで、よく寝る前に読んであげています。
特にクリスマスが近くなると読んで欲しくなるみたいです。
2歳の時からずっと読んであげています。

サンタさんが窓から見える情報からプレゼントを選び渡す内容。
サンタさんの勘違いに娘は『ちがかったぁ-！』と指摘します。
サンタさんの勘違いにはユニ−クで大人の方が楽しめます。

この作者面白いですね。お茶目なのかな。絶対こんな勘違い考えつかないよなー。
息子にはまだサンタの間違いがよくわかっていないみたいだけど。それはそれなりに楽しがってました。
ちなみにこのお話の主人公はヘリコプターに乗ったサンタです。
窓から見える中の様子でプレゼントを選んで放り込んでいくのです。