時の迷路が良かったので、その続編ということで読んでみました。
この作品も、とても良いです。
幕末から現代に焦点を当てた時に関する迷路で、時代の様子が実に分かりやすく描写しています。
難しいことは抜きにして、歴史というものに接する絶好の入門書だと思いました。
それも、ゲーム感覚で取り組めるのですから、子供にとって病み付きになること受けあいです。
あまり難解な迷路でなく、何とかこなせるという難易度の設定も、実に巧妙と言えそうです。
しかも、この作品が良いのは、単に迷路だけに留まらないということ。
迷路にも、難易度が異なる2つのルートがあり、隠し絵やクイズがそれぞれの時代毎にあるので、色んな側面から取り組めるのです。
隠し絵は、かなり良く出来ていて、答えを見ないと分からないものもあり、ゲーム世代であっても、充分に楽しめる水準だと思います。
しかも、1300円(税別)という定価は、お値打ち品。
プレゼントにもオススメします。