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かあさん どうして」 パパの声

かあさん どうして 作:谷川 俊太郎
絵:中村 悦子
出版社:佼成出版社 佼成出版社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2010年07月
ISBN:9784333024483
評価スコア 4.63
評価ランキング 3,570
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  • 抒情詩のような絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    題名どおり、うさぎの3匹の子供らが、かあさんに川について質問します。
    最初の問いは
    「かあさん どうして かわはわらっているの?」
    それに対するかあさんの答えは、
    「たいようが かわをくすぐっているからよ」

    谷川俊太郎さんらしい抒情詩のような言葉が並びます。
    その言葉と、中村悦子さんの雄大な自然を描いた絵が実にマッチしているのです。
    途中からかあさんが登場しなくなったり、うさぎの子供らが海岸に向かったりと絵で巧みに何かを示唆してくる気がします。

    読み聞かせの絵本というより、大人が余韻を楽しむといった類の絵本と言った方が適切かも知れません。
    マーガレット・ワイズ・ブラウンのような心地よい気持ちにさせてくれる作品なので、そんな気分の時に読みたい絵本です。

    投稿日:2010/08/07

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  • 素晴らしいイメージ展開

    谷川俊太郎さんの詩をモチーフにして描いた絵で物語ができています。
    自分の好きな谷川さんの『子どもたちの遺言』とは逆のパターン。
    詩が先か絵が先か。
    曲が先か歌詞が先かと同じような関係ですが、詩が先にあって絵をつけるというのは人によってイメージが全く異なってくるのではないでしょうか。
    そして、この絵本の大半は絵だけで構成されています。
    ウサギの家族が山を下って海にたどり着くまでの物語。
    詩の中村さん独自の解釈でストーリーができているのですが、違和感が全くありません。

    この絵が先にあったら、谷川さんはどんな詩をつけるだろうか。
    詩を読んで、子どもたちのイメージを膨らませたら、どんな話ができるのだろうか。
    その想像力を期待できる詩だと思います。
    登場するのがウサギでないことだけは間違いないように思います。

    投稿日:2011/05/14

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