あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)
ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし
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逃げるうさぎと追いかけるきつねに、同じ境遇の立場を経験したもの同士に連帯感が芽ばえ死の恐怖感を体験した二匹の関係が、最後にとても爽やかに読めました。食べたくて追いかけたきつねですが、うさぎにかける言葉がとても優しくて素敵でした。人間関係も憎み合っている関係が、こんな関係に慣れたら素晴しいと思いました。
投稿日:2013/08/25
じっくりと眺め読みした4歳半孫娘、最後に、カバー裏作者紹介の写真に見入った後、私に、「この本、この子たちが書いたんだよ」と持ってきました。 下段には、「写真は、著者の幼稚園・保育園時代のものです」と小さくかかれているのですが、むろんまだ漢字は読めません。 そうかと言いつつ最初から一緒に読み始めました。 読み手の私も、聞き手の孫娘も、1ページ1ページの名場面に引き込まれながら、緊迫感のある濃縮された一編のドラマを堪能した、といってよいでしょう。 特に、ラストページは、思いやる心、友情の芽生えを感じさせる文と絵で、ここちよい余韻を残してくれました。 さて、その後、先の「写真は、・・・」を読むと、孫娘前言を修正していわく、「この子たちが小学生のときに書いたんだ」そうな。 どうも孫娘にとって、本文はもとより、作者の子ども時代の写真が気になった1冊でした。
投稿日:2007/06/24
二年生の読み聞かせで読みました 特に男の子たちが「おもしろかったねぇ」と思わず声をだしてくれた。 この本の良さが子供たちに伝えられて良かったとほっとしました。 色使いの素晴らしさと筆づかいのおもしろさで絵が最高であるうえに 木村裕一さんのストーリーのおもしろさと言葉ひとつひとつも楽しくて 最大級のおすすめの本です。 さあ つぎはどうなってるかなと間合いをとりながらページをめくるときに子供たちの顔を見ると きらきらした目をして 絵本を見ている顔が 楽しそうに笑っています。
投稿日:2007/06/02
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