一年生の娘は幼稚園の頃から、古田さんの”おしいれのぼうけん”と”ダンプえんちょうやっつけた”が、えらい好きでした。
この本は、教育雑誌のお薦め本で紹介されていました。何といっても古田さんの作品でしたから、迷わず購入しました。
ページをめくると目に飛び込んできたのは!地図です!!!大好きな始まりかたです!ワクワクしてきます。”エルマーの冒険”のように、話が進む度に、地図で現在地を確認して、娘と私も一緒に冒険に加わりました。
絵といい、話に出てくる物価の違いなどが時代を感じますが又、一層とのびやかで、その時代がうらやましくなるほどです。主人公の二人のように友達同士、自然と支え、信頼できる関係がとってもステキで、温かい気持ちにさせてくれます。
結構、読み応えがありましたので、毎日少しずつ読み進めました。
娘にも近所の冒険をして、たくましく育って欲しいと願うのでした。