子どもにとっては
お父さんってヒーローみたいな存在なのかもしれません。
ウルトラマンのようにカッコよくて
すごい!って思えるような・・・。
でも、それだけだと結構負担になるんですよね。
常にヒーローのように力強くあらねばならない、
子どもに尊敬されるような存在でなければいけない、
そんな風に思っているととても疲れてしまう。
だからこそ、この絵本の一番最初に書かれている
「ウルトラマンだって悩みながら闘っている。
ウルトラマンだって失敗しながら闘っている。
子どもがパンがほしいと言っているのに
石を与えるお父さんはいない。
すべてのお父さんが子どもに
幸せになってほしいと願っている。
時には悩みながら、
時には失敗しながら
一生懸命お父さんをしている。」
この文章が深く、重く、そして温かいなぁって思いました。
絵本の内容はいずれも
休日のお父さんの様子が描かれていて
どれも心温まるような、
ほのぼのエピソードばかりです。
うっかりしていると泣いちゃうかもしれません(笑)