もうすぐ50代に突入する身としては、「老いる」ことの様々な形態を日々感じながら暮らしているわけですが、中でも、何に対しても惚れっぽかった感覚が、何だか鈍い・・・
で、このお話を読み進めて行ったら、いつものように芝刈りに出かけたじいさが、帰ってきたら はたちの若者の姿になっていた!!ぷっと吹き出し、おお、こんなことがあるのなら老後も楽しかろうと、久々にときめきました。(笑)
でもばあさがばあさのままでは、いろいろトラブルも発生しようというもの、そこも、このお話は解決してくれてるんです。はたちになるどころか、もっと若い。これなら当分、お互い楽しめそうです。
お話の書き出しは「むかしむかしあるところに きのいい じいさとばあさがいたって」とあります。そう、気の良い夫婦だからこその夢物語なんですね。ほのぼのしました。