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フルーツポンチはいできあがり 作:角野 栄子
絵:佐々木 洋子
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,210
発行日:1983年
ISBN:9784591011072
評価スコア 4.5
評価ランキング 7,790
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  • おばけという出生の孤独

    おばけのアッチの友達、ネズミの兄弟の弟が病気になった。食欲がない弟に、双子の兄はアッチと一緒にフルーツポンチを作った。下手くそな出来上がりだけど、弟は喜んで食べ、元気になった。
    しかし、天涯孤独のアッチは、兄弟が仲良くしている様子がうらやましくてたまらない。自分にも兄弟がいるのでは?という思いが、アッチを真っ黒な森にいざなう。そこで見たアッチの兄弟とは…

    一人っ子は兄弟が欲しいと思うらしい。兄弟がある子は一人っ子がうらやましいと思う。ないものねだりは、いつの時代も共通だと思う。

    アッチには家族やきょうだいの記憶がないようだが、多分、幸せな経験があったのだと思う。そうでなければ家族を恋しいとは思わないと、私は思う。

    家庭内で温かいコミュニケーションがなかったり、暴力を受けたりしていると、「家族」=「敵」「有害な存在」という認識になる。私は兄弟があったが、折り合いが悪く、お互いに「あの人がいなければいいのに」と思いながら育った。実家を出てからは、音信普通で今は生死も不明。「きょうだい」と言っても、いろいろある。この話を読んでいて、子どもの頃、見聞きしたいろいろなきょうだいの様子を思い浮かべた。

    投稿日:2019/06/10

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