海峡のまちのハリル」 その他の方の声

海峡のまちのハリル 作:末沢 寧史
絵:小林 豊
出版社:三輪舎
税込価格:\2,970
発行日:2021年12月21日
ISBN:9784990811679
評価スコア 4
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  • 海峡の町に住む少年は、父の帰りを待ちながら、家の手伝いをして暮らしている。祖父の仕事を手伝う中、日本人の少年と交流し、祖父の仕事の素晴らしさを改めて知る。

    2021年刊行。画面がセピア色なので、昔の話かと思った。そうでもないのかもしれないが。
    トルコという遠い国で暮らす二人の少年の交流、まわりの人たちの温かさが嬉しい。人生は思い通りにならず、辛いことも多いが、このようにしてお互いに助け合いながら暮らしていったら、どうにかなる。

    色のない画面のなかに、たくさんの色を感じ、市場の喧騒が聞こえ、海や香辛料の匂いもしてくるようだ。町の様子、建物の様子、にぎやかな場所やさびれた場所などの雰囲気も伝わってくる。
    一度も行ったことがない場所なのに、昔から住んでいたような不思議な気分になった。

    途中に本物のエブル(トルコの伝統工芸:墨流しアート)が挟まっている。作品の暗い色と、エブルの鮮やかな色が印象に残る。
    表紙に切手が貼ってあったり、手作業で丁寧に作られた絵本。大切な思い出を届けてくれたような気がした。

    投稿日:2022/05/24

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  • モノトーンの絵に魅了されました

    セピア色とも違う土の匂いのするような、独特な絵で貫かれた、トルコを舞台にした物語です。
    中で1枚マーブル模様の彩色画にインパクトを感じました。
    かつて、トルコの街はこんな感じだったのでしょうか。
    渋みのある作品です。

    投稿日:2022/02/07

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