さっちゃんと同じではないけど私も先天性奇形指を持っています。手足の指は全部あるし通常に機能しますが、指によっては短かったりつめが無かったり。人と違うというのは子供の頃は辛かったです。音楽の縦笛の時間、図工で手形を取る授業等、子供の時程辛かったような気がします。強がってなるべくそのことを考えないようにしていました。成長するにつれて自分を受け入れられるようになりましたが一度高校生の時に色々な悩みが重なって初めて手の事で思いっきり落ち込み、親を責めてしまいました。誰のせいでもないのに。親を怒鳴った後に苛々して家を飛び出し、といって行く場所もないので近所の本屋へ行き、その時たまたまそこにあったこの本のタイトルにひかれて中を読んで見ました。・・・・立ち読みしながら涙が止まりませんでした。この本を読んでからもう卑屈になるのは辞めました。大人になった今、引越しが多い生活をしていますがこの本は何処へ行くにも持っていきます。ありのままの自分を受け入れられるようになったのはこの本のおかげです。