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SNSで話題!すてきな大人になるために大切にしたい「おやくそく」を紹介する絵本。

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まいごのどんぐり」 その他の方の声

まいごのどんぐり 作:松成 真理子
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2002年09月
ISBN:9784494009008
評価スコア 4.86
評価ランキング 56
みんなの声 総数 92
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8件見つかりました

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  • 最高に良い絵本です

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子16歳、男の子14歳

    すばらしい絵と感動のストーリーに読み終えたときに、心が躍動していることがわかりました
    どんぐりが迷子になるってどんなおはなしだろう・・・?
    コウくんのお気に入りのどんぐりには「ケーキ」という名がついてます
    かけっこしたり、かたつむりのせたり、一緒に泳いだり・・・
    自分も幼い時、気に入ったものに名前を付けて、大切にした記憶があります
    それは、ふうせんだったり、ビニール製のおもちゃだったり・・・・
    だからコウくんがケーキを見付けられずに、泣き出す気持ちは痛いほどわかります
    そして最も感動のシーン、コウくんが大きな木に成長したケーキを見上げて「ケーキ?」
    コウくんはずっと、忘れずに覚えていたのです
    本当に木が笑っていました
    今、どれだけの人が幼いころの大切な思い出を覚えていることが出来るでしょうか?たとえ一時的に忘れてしまったとしても、こうした絵本と出会うことによって、思い出が蘇ってくる事がすばらしいことだと、この絵本は教えてくれました
    子供だけでなくぜひ大人に読んでいただきたい一冊です

    投稿日:2008/03/01

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    2
  • 「ケーキ?」がうれしくて

    秋になったので、どんぐりのお話を と
    5年生の読み聞かせに選びました。

    園児のコウくんとどんぐりのお話なので
    5年生にはどうだろう もう少し小さい子向きかしら と迷いましたが
    おとなになったコウくんが「ケーキ?」と聞くところが私は大好きで
    この再会の場面を味わえるのは高学年から
    と思い直し読むことにしました。

    ずっとずっとコウくんの足音に耳をすまし、見守り続ける‘ぼく’は
    若い日の片想いにも
    成長する子どもを見つめる親心にも似ていて
    どんぐりの‘ぼく’にいつしかどっぷり感情移入。
    だから、コウくんの「ケーキ?」が嬉しくてしかたない。

    「ケーキ」と名付けられた時点で
    コウくんと‘ぼく’は人対物ではなく
    特別仲良しなふたりになったのでしょうね。
    幼い日の記憶は
    いつしか忘れ去られたようにみえて
    実は心の奥深くに眠り続けていて
    ふとしたきっかけで目を覚ますのでしょう。
    春を待って眠るどんぐりのように。

    ふたつの「うれしいことです。」
    ひとつめは平坦に、
    ふたつめは「こと」にアクセントをおいて読みました。
    間をおいてゆっくりと。

    しみじみとしたうれしさの余韻に包まれ
    それをこわさないよう
    手がそっと静かに本を閉じていました。

    投稿日:2012/10/11

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    1
  • 私自身も「どんぐり」が大好き!!50歳を過ぎても、毎年秋になるとわくわくして「どんぐりひろい」をし、子供たちには「お母さんの前世は栗鼠だね」と言われます。

    そんな私は、はじめてこの本を読んだとき、大げさではなく本当に「号泣」してしまいました。
    大切な大切な「ケーキ」を見つけられないまま辺りが夕日に染まった場面・「ケーキ」が見つけてもらおうと頑張っておしりを上に向けた場面・さくさくと足音がしてさくさくと通り過ぎてしまった場面…本を開かなくても頭の中には1ページ1ページが浮かびます。そして、思い浮かべただけで心臓がキューッと締め付けられます。
    今、こうしてレビューを書いているだけでも、鼻がむずむず目がしょぼしょぼしてきます…。

    大好きな大好きな本!!小学校での読み聞かせでは、秋になると、全学年のクラスでこの本を読み続けています。
    わが子は随分大きくなりましたが、いつまでもこの本を読み続けていきたいと思っています。
    (小学生の前では泣きませんが、自宅で下読みするときには今でも涙がこぼれます。)

    こうくんは、奥さんを連れて・子供を連れて・孫を連れて…「ケーキ」に会いに来るんだろうな…

    投稿日:2012/04/21

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    1
  • 心が温まる

    コウくんという男の子のお話です。

    コウくんはドングリが大好きな男の子で、とくにお気に入りのドングリに「ケーキ」と名付けて、とても大切にしていました。

    ですが、うっかりケーキを落としてしまいます。探しても見つかりません。
    コウくんは泣いてしまいますが、ケーキはその後ドングリの木となって、コウくんの成長を見続けてくれます。

    最後には、コウくんはドングリの木を見上げて、「ケーキ?」と呟きます。

    コウくんとケーキの再会場面では、心が温まります。
    じんわり心に沁みる作品です。

    投稿日:2022/11/17

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  • 友情のカタチ

    • えぼんさん
    • 30代
    • その他の方
    • 愛知県

    シルヴァスタインの「おおきな木」を思い出させるお話です。おおきな木が母性で無償の愛なら、こちらは友情で無条件の信頼という印象です。子ども時代のエピソードが豊富でケーキ(ドングリ)だけでなくコウ君(男の子)にも共感しやすいので物語に入りやすく、絵柄の親しみやすさも伴って小さな子でも受け入れやすい深い絵本だと思います。

    投稿日:2015/06/30

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  • どんぐり。どんぐりって

    何歳になってもどんぐりを拾ってしまう。

    どんぐり選びは慎重に…
    穴が空いてないか…ぼうしはとれてないか…

    なんで数ある木の実の中で
    どんぐりは素敵なスターなのだろう。


    あの小さな体が
    何十年かあとに
    私達よりも大きくてたくましい木に
    なってくれる。
    どんぐりは、覚えててくれるかな、
    まだ小さかった私達の事を…。

    「ひさしぶりだね」

    という声が聞こえてきたらうれしいな。

    投稿日:2011/09/20

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  • 秋になり ドングリでよく遊んだことを思い出して、この絵本を読んで感動しました

    コウくんの誕生ケーキのメインに飾られたどんぐり、幸せね!
    「ケーキ」と名前も付けてもらっれとっても大事に 愛されているどんぐり
    雨のひ 夏のプールにも、いつも一緒 こんなに愛し大事にするコウくんも 魅力的な子供ですね!

    ある時大事な「ケーキ」を無くしてしまったコウくんの悲しみ 何だかいじらしく(何日も探しに来たコウくん・・・・)
    コウくん 「ここにいるよ」て教えてあげたくなりました

    そして月日は流れ ドングリは 草の中から芽を出して大きなどんぐりの木になりました。

    忘れられたと思っていたのが コウくんは 心の中にちゃんと 「ケーキ」という名のドングリの思い出を覚えていてくれたんですね
    感動です!
    二人の 絆の深さは本物ですね!
    コウくんは大人になりましたが 子供の頃の優しい心をもった コウくんでしたね!

    うれしいことです うれしいことです 

    感動しながら なんだか じ〜んと熱いものを感じました

    子供たちにも読んであげたい絵本です!

    投稿日:2010/10/12

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  • うれしいことです。

    「ケーキ」はコウくんお気に入りのどんぐり。おしりに名前を書いてもらってどこへ行くにもいっしょ。雨の日も、プール遊びの時も。ある秋の日に林の中で「ケーキ」はコウくんの鞄から転がり落ちてしまいます。「コウくん、ぼくはここだよ!」コウくんも一生懸命探しました。でも、何日かすると「ケーキ」は忘れられてしまいます。時は流れ、芽が出てどんぐりの若木になった「ケーキ」は、段々成長していくコウくんを遠くから見ています。
    長い年月が経ったある日、サクサクという足音がして林の中へコウくんがやってきました。うれしくて、木をゆらしドングリをたくさん落とす「ケーキ」に、コウくんは思い出すのです。「ケーキ?」

    読み終わって、シルヴァスタインの「おおきな木」を思い出しました。丘の上でかけっこする場面では「信じてること」を、林の中で見つけてもらえない場面では、「もどかしさ」を、コウくんの姿を見守る姿に「静かな愛」を感じます。
    口に出してはいえない心の内面を描いた作品だと思います。

    松成さんの絵は暖かく、夕焼けの赤、ランドセルで学校へ行く春の丘、何よりもコウくんの目線で描かれたおおきな「ケーキ」の姿が印象に残ります。最後の2行「うれしいことです。うれしいことです。」万感の想いのこもった2行です。
    ここのところ、大切に読んであげたいです。

    投稿日:2004/03/16

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