11年前に出された絵本です。
当時ならば、この絵本を教科書のように掲げられたかもしれません。
現実に近い理想感があったように思います。
でも、この十年ほどの間に何が起きたでしょう。
この数年の間に何が起きているでしょう。
そして現在はどうでしょうか。
「憲法」そのものの扱われ方がな変わって来ました。
この状態の中でこの本を読んだら、現実との差異に疑問も出るでしょう。
子どもたちは、その疑問を大切にしなければなりません。
大人は、その疑問に応えなければいけません。
井上ひさしさんは、今の日本をどのようにに考えているでしょうか。
きっと憂いているのではないでしょうか。
大人は子どもたちに、丸投げしてはいけないと痛感しました。