ちょっとひねくれている子猫のブリは、マオの森でただ一人のネコ。
そんなブリに、百年に一度の満月祭のために「虹のほのお」を探す役目がまわってきた。
最初は嫌々だったが、虹のほのおがないと世界が闇に覆われると知り、甘えん坊のキャロと「虹のほのお」を探しに出発した。
作者がアニメーションの美術監督ということもあって、このままアニメになってもおかしくないような作品。
内容は、ジブリのファンタジーを思わせるような作品なので、とっつきやすいです。
絵本というより童話に近いかもしれません。
不思議な色合いがとても綺麗です。
小学生の長女が手にとって見たときは、「ちょっと怖い」だそうです。
ブリが猫だからでしょうか。その目が怖かったようです。
読みすすむうちに、冒険ありだったので楽しかったようです。
話自体はありきたりなんだけれど、絵が素敵で、その世界に惹きこまれます。