図書館から借りてきて、4歳と9歳の娘たちと読みました。
カミナリのなる日、ハルの前にカミナリのゴロリとピカリがやってきて、
ハルを雲の上の“へそまつり”に誘います。
そして“へその実”取りや、ごちそうの準備を手伝い、
一緒にへそまつりを楽しみますが、年寄りのカミナリさまが
「へその実はおいしいが、本当のおへそはもっとうまかったなぁ」と言い出して・・・?!
カミナリたちのなんだか不気味な笑みと、
ハルの不安そうな顔がなんだか気になって怖かったです。
いまいちカミナリたちが何をしたかったのかよくわからず、
子供たちも「なんだ、これは?」と、消化不良気味でした。
へその実とかへそ料理のアイディアは良いと思うんですけど・・・。
カミナリたちの登場の仕方も、かなり怪しいと思うんですが、
お話を読んでいくと、最初からハルを狙ってへそまつりに誘いに来ているようだし、
でも結局、カミナリたちはハルのおへそを取っちゃうわけでもなく
気が付けばお家に帰ってきちゃってるし・・・。
なんだか腑に落ちない点が随所にあって楽しめませんでした。
かなり怖い思いをしているのに、最後には笑って手を振っているハルに共感できなかったせいでしょうか?
よくわかりませんが、我が家ではヒットしなかった本でした。
次女がちばみなこさんの絵が好きで期待して読んだ分、
ちょっと残念でした。