う〜ん、評価迷うな〜。
ぼくんちから、犬のピーコが逃げ出した。
あちこち探したけど、見つからなくて、父さんにあきらめなさいと言われたけど、あきらめきれない・・・そんなある日、
ピーコそっくりの犬が、女の子にポンチャンと呼ばれているのを見つけた。
「ピーコ」って呼んでも全然ふりむかない。
そこで、とうさんを連れてきて、確かめてもらったら、やっぱりピーコだった。
女の子のところへ行こうとするピーコを、無理やり連れ帰ったけど、ピーコと呼んでも知らん顔、そしてまたいなくなった。
これが本当だったら、かなりショックな話だよね〜。
ネコなら充分あり得るけど、情の深い犬でも、そんなのってあり?(私はネコも犬も飼ったことあります。)
ピーコはぼくんちで飼われてた時はあまり幸福じゃなかったのかしら?でも、あんなに探し回るくらいだから、ぼくだってうんとかわいがってたのだろうに・・・。
女の子と出会ってポンチャンになってからの方が、もっとしあわせだったの?ぼくを忘れてしまうくらい?
なんだか、どうもすっきりしない。
この本借りてきた、張本人の長男もそんな顔してた。
独特の文も、それがねじめさん風なのかもしれないけど、「。」までが非常に長く、ちょっと読み辛いかな。
絵は、「あらしのよるに」で有名な、あべ弘士さん。(今まで動物の絵しか見たことなかったけど、人間も描くんだ〜!)