子供が児童書を読み始めるようになってから
パラパラっと簡単読んで子供と話を共有することが
時間的に難しくなっていたこの頃でした。
図書館で子供に本を借りてきてとお願いされることが
たまにありますが、そんな時本の背表紙に「おススメ」と
書いてある本があることに気づきました。
図書館が子供たちにおススメしてくれた本なのかな?と
勝手に解釈しておススメと書いてある本の中の一冊、
「ほこらの神様」を手に取ってみることにしました。
現代の仲良し小学校5年生3人組が古い空き家にあった
廃棄されるかもしれない「ほこら」を秘密基地に持ち込む事から
始まります。願い事を叶えてくれるかもしれない「ほこら」でも
願いだけでなく、叶えてもらった後悪いことも起こる。
そして彼らの学校での人間関係とが縦糸と横糸の様に
縦横にめぐらされているお話しでした。複雑ですが、それを
すんなり読みやすくしたお話しでした。私の勝手な印象だと
さりげない教訓も含まれているようで、私は楽しめませんでした。
楽しいだけが本ではないけれど、道徳の教科書的な雰囲気が
感じられて...。きっととてもリアルな描写にそう感じられたのかも
しれません。どういったところがおススメなのか。
子供が読み終わった時に聞いてみようと思いました。