「うわ、この本長っ!」
と次女が借りてきた本に心の中でためらいながら読みました。
長女は聞けるにしても、次女は無理かな?という心配をよそにしっかり集中して聞ける本でした。
ねずみが大量にでてくるシーンはちょっと気味悪く感じられましたが、子供の想像力がかきたてられる非常に面白い内容だと思います。
しかし、私の感想としては釈然としないものもあるのは確かです。
この本が書かれたころにはおしいれに閉じ込めるというしつけがさほどめずらしくなかった時代だったのかもしれませんが、これが実際の保育園などでされていたら抗議殺到でしょうね。
いくら未熟な先生といえども
「誤らないと出してあげない。」
なんて理不尽で育児書の悪い例みたいでした。
そういう意味でも、そんな先生に対して反抗し意地でも誤らず、迷惑をかけた友達にはちゃんとあやまって仲直りしたところはとてもよかったと思います。
賛否両論ありそうですが、こんなに長いのにかなりひきつけるものがあるのは確かですので、一度は読んでみることをオススメします。