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7件見つかりました
私が子どもの頃に読んだことがある絵本です。 所々、忘れているところもありましたが、覚えていました。 親切にしたことが、回り回って、自分のもとに返ってくるお話です。 現実はこんなふうにうまくはいかないなぁと感じることが多いですが、お返しを期待せずに、誰かに親切にできる純粋な心に触れた気がしました。
投稿日:2023/02/07
上海在住の作家が、朝鮮戦争時に、食べ物を分け与えた実話を基にして、オリジナルで作ったお話だそうです。 それを知っていると、また違った印象をもって読むことができます。 動物が食べ物を友達へと届け。またその動物も友達へ届けにいく。道徳的な背景はとても大事なのはわかるのですが、単にそれが続くだけのお話で驚きも何もないので、いまいち入り込めないストーリーでもあります。実話を動物に置き換えた絵本ですから仕方ないですが。。 似たお話なら「どうぞのいす」の方が、ラストに落ちがあり、絵本としての完成度は高いと思います。絵も後者のが可愛いです。 二歳の息子の反応はイマイチでした。
投稿日:2019/03/06
他レビューでもあったように、なぜ頂いた物を食べなかったのかな?と思いました。 子どもも最初、優しいね?と言いながら読んでいましたが、数回読んだ辺りから何でカブを誰も食べないの?と聞いてきました。こういうお話は他にもあると思うのでこの本でなくてもいいかな?というかんじでした。
投稿日:2018/12/04
シンプルな繰り返しのおはなしなので、小さな子から楽しめます。 雪の積もったさむーい冬。 きっとお友達もお腹をすかせてるだろうなぁと動物たちがおすそ分けをします。 誰かが自分のことを気にかけてくれてる、それを知るだけで心からぽかぽか温まれそう。 そしておすそ分けした側も、お腹は半分しか満たされなくても心はみっちり満たされるのでしょうね。 思いやりを持つってとっても簡単なんだよ、でもその簡単なことで、たくさんの心を温めることができるんだよ、ということをやさしく教えてくれる絵本です。 でも、どなたかのレビューにもありましたが、人からもらったものは自分で食べて、自分が見つけたものをまた次の人にあげたほうがしっくりくるのになぁと感じてしまいました。自分のあげたものがそのままの形で自分に戻ってきたら・・・喜んでもらえなかったのかな?と考えてしまいそう。
投稿日:2009/10/31
さむい冬、少ない食べ物をひとりじめにせず、「○○さんはきっと食べるものがないでしょう」とおともだちの家まで届けてわけてあげるお話。 登場する動物がそれぞれに食べるものをみつけ、残ったかぶをまた別のともだちのところへ届けるので、結果的に最初にうさぎが持って行ったかぶがうさぎのところに戻ってきてしまいます。 でも、「きっと親切なともだちがわざわざ持ってきてくれたんだな」とうさぎにはすぐにわかります。 ともだち同士が強い絆で結ばれてるなーっていう感じもするけれど、冷静に考えると「いらないよ」って返されちゃったとは思わないのかな・・・とちょっと違和感も。 他人を思いやるやさしい気持ちは伝わってくるのだけれど、それならばなおさら、もらったものはありがたくいただいて、自分で見つけてきたものをともだちに届けた方がいいんじゃないかなぁ・・・私がうさぎだったら、かぶじゃなくて何か違う食べ物が置いてあったほうが、もっともっと嬉しいのになと思いました。 娘の方はそんなことよりも「やぎさん、どうやってかごの中に入れたのかねぇ」と全然別のところを不思議がっていました(笑)
投稿日:2008/04/29
この絵本の表紙が印象的なのですが、お話は初めて読みました。勝手にうさぎの話だと思い込んでいましたので、ほかにも動物がたくさん出てきて驚きました。 自分のうちには食べ物があるから、困っているかもしれない友達にわけてあげようというしんせつな心をもったどうぶつたちのおはなしです。 そのしんせつがまわってうさぎさんのところにかぶが戻ってきます。自分のことだけでなくほかの人のことまで考える心というのはとても大事なことと思います。この本ではそんなメッセージが伝わりよかったと思います。 しかしながら私個人としては、もし私がうさぎならかぶはもどってきて欲しくないです。結局ありがた迷惑だったのかなとちょっとへこみますね。いらなくてもいいから受け取るのも思いやりではないかと思いました。 また、ストーリーにもうひとひねり欲しい感じもしました。少し違いますが「どうぞのいす」みたいな感じの方が私は好きかな。 ちょっと辛口意見でしたが、子供の反応はなかなかです。 なぜかうさぎさんにかぶがもどってくる結末を面白く楽しんでいました。
投稿日:2007/03/04
この絵本、私が子供の頃に読んだのですが、なんだか解せない気持ちになってしまったのを覚えています。 こうさぎが、見つけたかぶを、ろばのところへ持って行き置いてくる。 みつけたろばは、ヤギにそのかぶを持って行く…というわけで、ぐるぐる回って最後にうさぎのところへ届くのですが…。 このうさぎは、なんだか好意が無になってしまったようには感じなかったのかしら? 残念だとは思わなかったのかな? その思いがなかなか消せなかったのです。 私なら、食べてもらえるほうが嬉しかったのに。そう感じていたのでした。 大人になって、今読んでみても、その思いは同じでした。 なんだか、「美味しいのよ、食べてみて」と差し上げたお菓子が、日数たって、別の友達から帰ってきたらこんなかんじかなあ…と下世話な私は思ってしまうのでした。 私、心が狭いのかしら… ★三つにするの、少し申し訳ない気持ちがしてしまうのですが…
投稿日:2006/08/22
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