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100年以上前のドイツの精神科医が長男のために書き下ろした短編集の絵本。 ドイツではたいていの家庭にはこの本があるそうです。 詩のようなリズムの文章ですが、展開はなかなか唖然です。 マッチ遊びで燃えてしまった少女、 親指しゃぶりがやめられなくて、指をちょん切られた男の子・・・。 表題のもじゃもじゃペーターは強烈なインパクトで1ページ目に登場するだけ。 大人の私でさえ、ちょっと後ずさりしてしまうほどの展開のお話もありました。 子どもそのものの描写としては共感できますが、 やはりちょっとこわいですね。 だからこそ、子どもに訴える引力を持っているとも言えますが。 この絵本は飯野和好さんの絵も見所です。 あちこちに遊び心が・・・。 不可思議な文字(実はローマ字!)も解読してくださいね。
投稿日:2020/03/22
作者のホフマンは精神病院の院長 詩や物語を書いていたのです もじゃもじゃペーターは 一年間も爪を切らない 髪がもじゃもじゃの強烈な子ども ドイツではたいていの家庭にこの本があるとか 残酷な話 (おやゆびしゃぶり) 人としての教訓 (まっくろい男の子のはなし) 笑えるもの (きらわれもののかりゅうど) それにしても小話がたくさんあって 読みやすいのですが 子どもでも分かると思いますが・・・皮肉っぽく 大人向きもあります この絵を描いた 飯野和好さんの 独特な絵はインパクトがありますね 訳者の 生野幸吉さんの解説読むと 良く分かります この本のこと ドイツの社会での子どもと大人の姿がいろいろ描かれています まあ ごらんあれ! 復刊ドットコムに寄せられた 読者のリクエストで復刊されたんだそうです(初版 1980年)
投稿日:2019/02/08
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