表題作はロシアのわらべうたの一つで
「ねこくん いちばで けーきを かった
そのあと とおりで 白パン かった
ひとりで たべてしまおうかな?
ポーレンカにも あげようかな?
じぶんで ちょこっと かじったら
ポーレンカにも あーげよ!」というやつです。
ちょっと、ポーレンカって、誰!?て、思うでしょ?
他のわらべうたにもよく見ると固有名詞が多くて、ワーシャとか、カーチャとかワーシカとか登場します。
日本のわらべうたには、大概同じような節回しがつきますが、ロシアのわらべうたって、どんな風に口ずさむのでしょうか?気になります。
他に紹介されているものもどれも、かささぎやふたやねずみなど、身近な動物たちが登場するものが多かったです。
あと、不思議な掛け声の擬音がいろんな歌に入ってました。
ちなみに日本で有名な「おおきなかぶ」は、もともとロシアのわらべうただったんですね〜。これも載ってました。
細かいところを見るといろいろ面白いですが、この本だけを淡々と読み聞かせしても面白くない気がします。
何か他の関連作品と合わせてこの中のいくつかを紹介する。という形がよさそうです。