「せかいいちゆうかんなうさぎ ラベンダー」 なかなかよいと思う みんなの声

お友だちや兄や姉がキツネと仲良くしているのをとても心配しているうさぎのラベンダー。

読み終わって、「瓢箪から駒」という展開で「ラベンダーがゆうかん？」というのには、私は疑問なのですが、終わりよければという感じなのでしょうね。

息子はラベンダーのなくしたメガネの行方を心配していました。

絵がかわいいし、さくまゆみこさんの訳文はとても読みやすくていいなと思いました。

ページによっては、三段ぐみの絵になっていて細かいので、年長さんぐらいからかなと思いました。

小動物や森を細かく描く可愛らしい絵が長女の好みなので
手にとりました。

ラベンダーといううさぎの女の子は本を読んだり絵を描いたりするのが大好きです。
「そんなところも同じだね」なんて言いながら読みました。

街のきつねと知り合って　仲間のうさぎは一緒に遊ぶのですが
ラベンダーは慎重派　きつねはきつねよ！と隠れているのでした。

子供達も私も、いつ街のきつねが豹変するのか、
後半はずっとハラハラしっぱなしでした。

ストーリーに一貫性がないというか
なんかしっくり来ない感じもありますが・・・。

街のきつねはいつも見るきつねよりも太っていて、ジャンクフードばかり食べるという設定が可笑しかったです。

何となく、ラベンダーの気持ちがわかり共感させられる部分が多かった作品です（o＾_＾o）
過剰な慎重は、褒められた事では無いかもしれませんが、万が一の事を考えると、仲間に１人は珍重過ぎるくらいの子が居た方が、安心ではございませんか？
時間をかけ、冷静に物事を判断するという事は、大切な事だと思いますし、いざとなった時に、勇敢に仲間を助ける事が出来るのですもの、決して、弱虫なんかではございませんものね（o＾_＾o）
物語の展開もなかなか面白い作品でございました♪