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世界の国からいただきます!

世界の国からいただきます!(徳間書店)

世界26か国の食べものを紹介した、楽しい大判絵本!

100まんびきのねこなかなかよいと思う みんなの声

100まんびきのねこ 作・絵:ワンダ・ガアグ
訳:石井 桃子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1961年01月
ISBN:9784834000023
評価スコア 4.12
評価ランキング 26,694
みんなの声 総数 75
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  • 子どもの本の不思議

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    読み聞かせのお勧めリストには必ず入っている本ですし、石井桃子さんの訳なので、読んでみました。
    本の見返しの部分の猫の絵や、白黒で描かれた本文の絵がとても斬新で素敵でした。
    なるほど、これは読み継がれるのも当たり前だよね、と思っていたら、途中から展開に目が点になってしまいました。

    あんなにたくさんいた猫が、消えてしまった・・・それで、「きっと、みんなでたべっこしてしまったんですよ」「おしいことをしましたねぇ」なんて、のんきな反応でいいの〜?
    でも、大人がショックを受ける程には、子どもはひどいとは思わないみたいですね。
    これが、子どもの本の不思議というところでしょうか。
    自分でも子ども時代に読んでみたかったですね。

    投稿日:2007/06/26

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    2
  • こどもの、リズム。

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

     ものすごーく大胆シリアスなおはなし展開は、
    まるで子どもが突拍子もない空想話を聞かせているようだ。

     一匹のねこをさがしにいくおじいさんと
    一匹、百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のねこをみつけたおじいさん。
    そのギャップの可笑しさに子どもはゲラゲラ笑う。

     一匹を選べなくて、一匹、百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のねこを
    連れ帰ってしまう無茶をゲラゲラ笑う。
    一匹のねこを待っていたおばあさんに叱られるおじいさんを
    またまた笑う笑う…。

     一匹、百匹、千匹、百万匹、一億、一兆匹のねこが一気にいなくなる。
    互いに食べっこしちゃったと聞くや、どっと笑う。
    子どもって、シリアスだなぁ。

     最後の薄汚い一匹が褒められると
    しーんとして聞いていた…、初めて逆の反応だ。
    子どもって、ふしぎだなぁ。

     昔々の、こどものリズムの、不思議な躾け絵本かなぁ。
    感謝です。

    投稿日:2015/08/24

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    1
  • ロングセラー

    白黒のイラストです。1961年出版なので、もう半世紀もたった、とても古い絵本ですが、色あせない魅力がありますね。おじいさんは、おばあさんと二人暮らしが寂しいので、猫を飼おうと探しにでかけます。そして100万匹の猫がいる丘にたどりつきます。奇想天外なストーリーがなんともほのぼのします。

    投稿日:2024/08/27

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  • ☆謙虚な姿勢が大切だよ、ということかな☆

    • k7さん
    • 40代
    • ママ
    • 京都府
    • 男の子6歳、男の子2歳

    この本を読んで感じた印象は、人格がある人ほど謙虚なのだよってことを作者は言いたかったのかなあと。

    最後にものかげに隠れていた自称「みっともないねこ」は、おじいさんが猫たちに「いちばんきれいな猫は誰?」の問いに対して、自分をキレイな猫だなんて思わないから名乗り出なかった。
    多くの猫は私が一番キレイな猫だ!と名乗り出てお互いに蹴落としあいの争いが起こり消えていなくなってしまう。最後に残ったのは争いに巻き込まれなかった子猫一匹。

    作者は、世の中は謙虚なものが生き残り、根拠もなく大きくふるまう人は知らず知らずのうちに恨みや妬みをかい(例えば職場や友人関係などの中で)心の争いに巻き込まれて引きずり降ろされるのですよ。と言いたかったのかなあと思いました。

    でもこれを子供に理解させるのは難しい。この先子供が大きくなっって人間関係につまずいたとき、ふとそういえば、あのお話し!と思いだしてくれて、解決のヒントになってくれるときがくるのを願います。

    投稿日:2018/01/30

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  • ねこを飼いたいのはいいけれど…

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    おじいさんとおばあさんがねこを飼おうとします。
    ねこを飼いたいのはいいけれど、このねこの数の多さにはびっくりです。
    そしてどのこもかわいいから選べないというのも分かる気がします。でもさすがにこの数は…ねえ?
    おばあさんに指摘されるまでエサのことは全く考えていなかったおじいさん、いいですね(笑)。ねこのかわいさの前にやられてしまったのね。
    このたくさんのねこたちがどうなったかというところではちょっと「えっ!?」となりましたが、子供は気にする様子はありませんでした。大人のほうが反応してしまうかな。

    投稿日:2016/07/04

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  • ブラック

    ねこが100万匹も登場するなんて、ネコ好きにはたまらないお話だな〜なんて呑気に読んでいたら、途中からの展開に驚愕させられます。
    スズキコージさんを彷彿とさせるような、ちょっと不気味な絵と、ぞっとするブラックなお話。
    万人受けする内容ではありませんが、何だか気になって何度も読み返してしまいます。

    投稿日:2016/06/06

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  • モノクロの挿し絵だけれど

    子供のいない年老いた夫婦がねこを飼おうと、ねこがいっぱいいる丘にでかけていきます。
    「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ、ひゃくまんびきのねこ、一おく 一ちょうひきのねこ」と繰り返されるフレーズがこどもたちはとても気に入ったようです。
    大人としては、おじいさんの行動にちょっと納得できない部分もあったり、ネコ同士が食べあってしまうというのもちょっと怖いのですが、子供には大人気。
    モノクロで描かれた一見地味な挿し絵なのですが、躍動感があって、スケールが大きいのです。たくさんのネコが描かれるシーンは、すさまじい迫力です。

    投稿日:2014/09/12

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    0
  • 突っ込みどころ満点の絵本です

    5歳の息子に読み聞かせ。
    おじいさん、猫取りすぎ!優柔不断にもほどがある!と
    内心思いつつ読み進めました。

    余りの数の猫に驚くおばあさんに
    そりゃそうだ!とこれまた心のうちで突っ込みを入れ(笑)

    100万匹の猫の争いを嘘でしょ〜食い荒らそうの??と
    これまた驚きました。

    息子は真面目に聞いていましたが
    母の私は突っ込みどころ満点である意味驚いた絵本です。
    最後に残った一匹は謙虚な痩せ猫で・・・
    やっぱり謙虚さって大切なんだとしみじみしました。

    投稿日:2013/12/12

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  • ネコの行列

    とにかくネコだらけでした。
    おじいさんの後について、みな行列となっている様は、気ままなネコの性格に似合わないとも思いましたが、こんなネコの様子が描かれているのは、こちらの作品だけかもしれないと思いました。
    ネコが争い死んでしまう場面は、残酷に感じますが、昔話ではこういったことも隠さずに描かれていますね。
    子供は驚いていましたが・・・

    投稿日:2012/03/10

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  • 古典的な白黒絵本

    4歳の息子に読んでみました。食いつきはものすごくいいわけではなかったのですが、お話自体は楽しんでくれました。「ひゃっぴきのねこ、せんびきのねこ、ひゃくまんびき、1おく、1ちょうひきのねこ」という繰り返しがよく出てきてテンポもいいです。息子は「いっちょうひきって?」と質問してきました。こんな数に出会うのは初めてです。「ものすごくたくさんという意味だよ」と伝えました。嬉しい結末に思わずニッコリ。
    わりと地味な絵本なので、子供によってはウケがいまいちかもしれません。絵が小さいのでおはなし会よりも家で読むほうが向いている気がします。大切なことが凝縮されているような絵本です。

    投稿日:2011/02/03

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