「がっこうだって どきどきしてる」 なかなかよいと思う みんなの声

タイトルを読んで、「確かにそうかもなぁ」と興味を持ちました。
新一年生が初めての学校でドキドキするお話は沢山知っていますが、迎える学校の気持ちになるなんて新鮮です。
「学校なんか大嫌い」の言葉に落ち込んで、子供達が笑うと嬉しくなっちゃうなんて、本当にかわいいです。
アメリカの学校の様子もわかります。
1年生に読み聞かせしてみたいです。

こうなんて嫌い！という子にショックを受け、給食を楽しむ子と一緒に笑う学校。学校も、悲しくなったり嬉しくなったりしてるんだね。ほら、こんなんされたらこんな気持ちになるやん。とか、学校の気持ちになって日常生活をとらえることを楽しんでいました。視点を変えるって小さい子には難しいことかもしれないけれど、学校という毎日を送る場所だからこそ、気持ちがしっかりはいっていました。

小学校の図書室でこの絵本をみつけ、とても気になっていました。
市の図書館から借りてきました。
そうか。がっこうだってどきどきしていたんだね。毎年、知らない
子がたくさんやってくるんだものね。そう、初対面のヒトと出会う
時は、誰だってみんなどきどきしているもの。子どもに限らず。
そう思えば出会いも「いいどきどき」にかわりそうだなって
思いました。新しい場所が苦手なちびっこも、この絵本を読んだら
少しは楽な気持ちになるかな？

新しく出来た学校くん。
自分が何なのか分からず、そばにいた用務員くんに聞いて、自分が「学校」というものだと知る。
でも「学校」って何･･･？
そんな疑問から始まるお話。
初めて学校へ通うようになる、新1年生にピッタリのお話だなと思いました。

ちょっとしたことで嬉しくなったり、嫌な気持ちになったりするのが、学校くんも一緒なんだ･･･と思うと、学校くんも可愛いじゃないの！
そして一緒に過ごした仲間に、一生の思い出をくれるなんて素敵！

そう思いながら学校で過ごしてくれたらいいなぁと思いました。