「トカゲがぴこん ベンチがぶんっ」 なかなかよいと思う みんなの声

お話も絵もいかにもわんぱくな男の子、といった感じがにじみでている絵本だと思います。わんぱくで、いうこと聞かなくてやりすぎて、そしてめげない。男の子って本当にそう。
元気で楽しい絵本です。
ぴこんっ、びよよーん、でーんかしょ、など言葉遣いも元気でおもしろく、読んでいて楽しくなる絵本でした。

作者は　昔話や民話の再話をたくさん手掛けておられる
水谷章三さんです。
だから…でしょうか。
このお話は　展開に昔話のようなテンポの良さを感じます。
登場する男の子がしこを踏むときの掛け声も
「でんがしょっ」で　「ねずみのすもう」を思い出します。
…という訳で登場する動物を　狐や狸や猿に（笑）
高〜いﾋﾞﾙを　大きな山に変えてみると…
やっぱり　昔話らしくなるではありませんか☆
…という訳で　
昔話が大好きなチビッコにピッタリな絵本かも…と思われた絵本でした。