来年小学校に入学する娘が年中の終わり頃に書店で見つけ、「どうしても買ってほしい!」と言った本です。
小学校ってどんなところなのか、知りたいけれど全然分からない…そんな娘の心をこの本は一瞬にしてつかんだようです。
1ページずつ、じっくり楽しんで目を通しています。
小学校すべてがこういう仕組み(つくり)ではないと思うので、これが全てと思われても困るのですが、こんな風なんだなぁ、と入学を楽しみにできるという意味ではとても役に立つと感じています。
子供は大変気に入っています。
親はどうかと言うと、1年生を連れて2年生が学校案内をするという内容に少し疑問を感じています。
果たして2年生ってこんなにシッカリしているものなのかしら…?と。
2年生ではほとんど使用したことのない教室ばかりを、「何年生になったら何々をする部屋」と紹介する様子は、不自然な印象を受けました。
使ったことのない図工室で、1年生が誤って壊してしまった上級生の粘土細工を、「大丈夫」と言って慌てることもなく直す様子など、「本当?」と思ってしまいました。
でも、絵本なのですから、そんな小さなことこだわる必要もないのかな?とも思います。ということは、そこまで感じるほどリアルに描かれているのかもしれません。実は親の私がハマってしまっているのかも…とも。
入学前のお子さんと楽しめる本です。