もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
新装版 ゆきがやんだら(Gakken)
酒井駒子によるロングセラー絵本の新装版
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ねずみとくじらのお話ですが、海の好きなねずみエーモスの人生観を感じました。 海が好きで、海に憧れて、自ら作った船で航海に出たエーモス。 星空に感動して、クジラに群れに興奮して、海に落ちてからくじらのポーリスに助けられるまでの孤独に、あきらめやら希望やら、エーモスのしみじみとした思いが語られて、なんだかじ〜んとしてしまいました。 いつか、このような人生の振返りと、自分の運命を受け入れる時が来るのでしょう。 くじらのポーリスに助けられてからの、展開は第2章。 命の恩人を今度は自分が助ける時が来ました。 出番の少ないゾウさんもリッパなキャスティングです。 きっとエーモスとゾウさんたちとの絆にもドラマがあるのでしょう。 タイトルに「ぞう」が加わっても良いようなお話でした。
投稿日:2012/08/14
ウィリアム・スタイグのお話はどれも心に響くので 好きなのですが、 このお話はまず思ったのは長い。 読んでも読んでも終わらない。 でも息子たちは目をこすりながらも最後まで聞いていました。 6歳児は「なんでもう会えないってわかるの」と 最後に納得がいっていない感じでしたが、 私も昔の友達に会うのはほとんどないので 今思いっきり子どもたちには友達と遊んでほしいです。 冒険心、友情、恩を返すなどどれも大切で、 長いけれど、読んでよかったです。
投稿日:2019/06/12
作者で選びました。 3歳の子にはちょっと難しい言葉が多かったかな。 話自体は難しくはないのだけれど、ちょっと長いのもあってうちの子にはまだ早かった感じ。それでもちょこちょこ聞いてくれました。 陸に住む小さなねずみと海に住む大きなくじらの友情のお話です。 いろいろと違う彼らだけど、友情は成立するし、素敵なお話でした。
投稿日:2016/08/21
かなり古い絵本です。 海外の絵本なので訳されているのですが、 この訳がちょっと難しいので、子供に読むときは 少しわかりやすくして読んだほうがいいと思います。 陸で生きる小さなねずみと、 海で生きる大きなくじら。 この対比した二つの生き物が物語を作ります。 縁あって出会ったのに一緒にいられない。 海と陸という生活の違いからそばにいられない。 それが何とも切ないです。 表紙と裏表紙の絵がまた読んだとは切ないです。
投稿日:2013/03/01
ねずみのエーモスは航海術を学びながら船を作り、冒険へと旅立ちます ところが海から眺める宇宙に感動しすぎて、転げ落ちてしまうのです そこでくじらと出会い、友情をはぐくみます 結構長いお話で、図書館では6年生にお勧めと表示してます クジラとの友情が長きにわたってお互いを忘れないでいることや 過去に助けてもらった恩を忘れずにいたことなどは、今の子供達には新鮮に映るかもしれません
投稿日:2011/07/22
ISBNコードもない古い作品です。 日本での初版は昭和51年とあるので、約30年ほど前の本です。 小さなネズミが海にあこがれ冒険に出る前半と、お互いがだいぶ大人になってからの再会する後半に、物語は大きく分かれていると思います。 うちの子が横から覗いて「クジラに対して、このネズミは大きすぎるね〜」と、しれっとコメントを入れてくれました。 物語的にはとても素敵な友情が描かれていますが、子どもたちに読み聞かせるとなると、少々分が長すぎる気もします。 図書館で探してきたのですが、劣化も激しく、もともとあまり濃い色使いではなかったので、色褪せているため、遠目は効きづらいと思います。 読むのなら、一人読みか少人数の単位で読むことを進めします。 どちらかというと、冒険好きの男の子に薦めてみたいです。
投稿日:2011/07/07
陸に住むねずみと海に住むクジラのあつ〜い友情のお話し。 先日、小学校で読み聞かせしたところ、 2匹の温かく、深い友情に子どもたちも目にうっすらと涙を浮かべながら 聞き入ってくれました。 クジラと過ごした日々もとても楽しそうで、前半笑いも飛び出しましたが 後半に向けて、じんわりとくる素敵なおはなしが やっぱり何とも言えません! クジラが衰弱していく中で、ねずみが奮闘したシーンは読み手の私も涙が出そう・・・ 少々長いお話しなので、読み聞かせするときに手がプルプルしちゃったところは・・・ですが このお話しの清らかな心は決して忘れずに痛いな〜って思いつつ 多くの子どもたちによんで欲しい!と思います。
投稿日:2007/11/09
海で出会ったねずみとくじら。体の大きさは全然違っても、ふたりが心を通わせていく様子は、ほほえましいです。でも、やっぱり住む世界が違うのです。何度読んでも、ラストは泣けます。 船を自作したり、くじらを助けるためにゾウを引き連れてくるねずみの行動力、頭の良さに感心しました。 言葉の言い回しが、私には読みづらい部分がありました。
投稿日:2006/10/11
ネズミのエーモスは海が大好き。 あるとき、自分で船を造り海へ旅に出ます。 すると途中で船から落ちてしまい海にドボン! 通りかかった大きなクジラのボーリスに助けられ 家に帰りたいから送ってほしいとお願いします。 エーモスとボーリスは到着するまで 色んな話をたくさんして親友になりました。 エーモスの家について「一生友達でいような!」 と言って二人はお別れをします。 それから何年かがたち二人とも年をとりました。 ある年、大嵐がきてクジラのボーリスは 浜辺へうちあげられてしまいます。 その浜辺は偶然にもモーリスの住んでいる浜辺でした。 苦しそうなボーリスを見て、モーリスは友達の像を 2頭連れてきてボーリスを海へ戻してあげます。 二人はお互いに「さよなら」と言い合いました。 二人はこの先二度と会えないことを知っていました。 そして絶対に相手を忘れないことも知っていました・・・ ------------------------------------------------------ 同じ哺乳類なのに、陸で暮らす者と海で暮らす者。 大きさだって食べ物だって全然違います。 だけど「親友」になったエーモスとボーリス。 二人が色んなお話をしているシーンでは 心が暖かい気持ちになり、最後のお別れのシーンでは ちょっぴり胸がキュンとなりました。 個人的にはエーモスがボーリスの背中でトコトコ走って 運動をしているシーンの絵が可愛くて大好きです。 とてもいい絵本なのですが、小さい子には 言葉が少し難しいかな?と思いました。 物語は「☆5つ」です!
投稿日:2005/10/03
海で溺れたねずみが、くじらに助けられ、長い年月の後、今度は浜に打ち上げられた瀕死のくじらをねずみが助けるというお話。とても心温まる友情のお話で、何度読んでも最後はじーんときてしまいます。人生の中で、たった2回しか巡り会わなかった二人ですが、相手のことを絶対に忘れないと言いきっている最後の文章が胸に染みました。こういう友情ってすっごくいいなー。ただ、小さな子供には文章の言いまわしが若干難しいのが残念です。
投稿日:2003/01/10
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