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10件見つかりました
殻が割れないように、お外で転ばないようにと気遣って子になにもさせてあげない両親。そんな両親のもと、本当はお外で遊びたいのに…と、自分をおさえて我慢する子ども。 考えさせられましたね。 子を思いすぎ、大切に守って囲って育てていてはだめですよ!と、親に言われているような気がした絵本でした。
投稿日:2016/11/01
児童書のたまごにいちゃんを読んだ後だったので、この絵本で卵の殻が割れたところがとても嬉しかったようです。 児童書の続きと勘違いして大喜びしていました。 からが割れてからのセリフ「こんなぼくじゃだめ?きんのたまごじゃないとかなしい?」という部分が良かったって。卵が割れてからのほうが良いのにねって、言ってました。 私、似たようなセリフを息子にぶつけられたことがあるのでかなり胸に刺さりました。あのとき、泣きそうに怒ってたんですよね、たまごにいちゃんと同じです。 息子は、そのセリフを乗り越えてるから、「割れてからの方がいい」と言えたのかな、と思いました。
投稿日:2015/11/02
あきやまただしさんの絵本が大好きな子どもが、学校の図書館で借りてきました。 内容は子どもよりも、親に向けた強いメッセージだな、と思いました。 卵の殻のなかで大切に育ててきた子どもを、どこで自立させなくてはならないのか、親としてとても難しい課題だと思います。 殻の中で守られる子どもの気持ち、殻を破ったあとの子どもの様子などを見て、親の役割を考えさせられます。 自立しようとする子どもの支えになれるような、親でありたいと思わせてくれる絵本でした。
投稿日:2013/04/19
作者であるあきやまただしさんが自ら「シリーズ異色の作品」と紹介しています きっと読む子どもの年代によって親の感じ方も様々かもしれませんね 私は子育てに失敗はないと信じます 失敗したと思って、あきらめてしまわないことが大事なんだと思います 子どもの可能性は、無限大ですから、大人目線だけで決めつけなければ、必ず本人の目指すものが見つかると信じてあげたいです 社会全体がそれくらいの懐の広さを持ってくだされば、もっと良い国になるのにね・・・
投稿日:2011/07/08
ここまでひどくないけど、時々過保護かしら?って思うときがある。 口うるさいのも実はその一つなのかもしれませんね。 失敗させたくないのでしょうか。 きんのたまごにいちゃんはママとパパをがっかりさせないように たまごにひびがはいったことを隠します。 子供ってやさしいですよね。 一人の人間、一羽のにわとりとして、しっかり認めてあげないと、と思うのですが、これがなかなか難しいです。 子供の成長、さまたげないように気をつけま〜す
投稿日:2011/05/09
このシリーズもずいぶんな数になりましたね〜。今裏表紙にあるタイトルを数えてみたらこれで9作目でした。 それだけ子どもたちの「にんきもの」なのでしょうね。 今回の話は『たまごにいちゃん』自体は卵の殻を脱ぎたいのに、両親の想いが大きすぎて殻を脱ぐことができない。という今どきの親を象徴したようなお話でした。 これは子どもたちには楽しい話ですが、読んでみると、親たちには耳の痛くなる内容かもしれません。 「子ども命!」過ぎて周りが見えていないお父さん・お母さんに読んであげたいです。
投稿日:2011/04/25
たまごにいちゃんシリーズが大好きなので手に取ったのがこの本。 たまごにいちゃんシリーズは子供を持つ友達や親戚に プレゼントしたいシリーズで、 私としては大人に感じてもらいたいことが多い本。 その中でこの本は子供を過保護に育ててしまっている人に ぜひ読んでもらいたい本ですね。 残念ながら(?)私の周りにはあてはまるひとがいないなぁと 思ったので☆4つ。 でもそういった人にはこの本を読んでもらえると 何かを感じることができるのではないかと思います。
投稿日:2010/06/19
こんかいの「きんのたまごにいちゃん」は親がよむと考えさせられる内容です。 特に初めての子供だったら、愛情あればこそこんなふうに大事にして育てている人は多いのではないでしょうか。 そんな私も、そこまでではないけど、「けがをしないように」「病気にならないように」と過度に守ってきた部分はあったような気がします。 大きくなるにつれ、もう大丈夫って分かってほっらたかせるようにはなってきましたが。 親にとってこどもは「きんのたまご」みたいな大事な存在ということがこの絵本によくこめられていたと思います。 こどもを思う親の気持ちをなんとなく感じ取ってくれるとうれしいです。
投稿日:2010/02/12
たまごにいちゃんファンの息子は この絵本が発売されたと知って 「はやく、きんのたまごにいちゃん、よみたいなー」と 心待ちの様子でした。 内容は「からがわれる!」いつものパターンですが、 今回は金の卵・・・ちょっと過保護な親ニワトリが登場します。 そんな親心が描かれているのを知ってか知らずか、 息子は「このにわとり、前に出てたね!!」とマニア目線でした。
投稿日:2009/11/22
殻が金色のたまごにいちゃんのお話です。 “金色”だからと父親・母親から大切に扱われている姿が丁寧に描かれているなぁと思いました。 そんな両親の心を知ってか、たまごにいちゃんも苦労しているんだなぁと思いました。 けれども、始めて自分の本当の気持ちを打ち明けた時の涙顔には、感動でした! シリーズになっているので、全て読んでみたくなるオススメの一冊です☆
投稿日:2009/08/09
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