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4件見つかりました
働き者なのに、いつまでたっても貧乏な夫婦。それもそのはず、おしいれに貧乏神が住み着いていたのです。ある年、福の神がその家にやってくることになりますが、別れを寂しがってなく貧乏神を気の毒に思った夫婦は、なんと、福の神を追い出してしまいます。 このお話は、他の本や昔話語りで知っていましたが、この絵本で見ると、より夫婦の大らかさやつつましい暮しの楽しさ、福の神のふてぶてしさなどがリアルに感じられます。温かみのあるこの絵がおはなしにピッタリあって、大好きです。 ただ、最後に貧乏神が福の神になるオチは、ちょっと違うかなぁ、と思いました。「貧乏だけれども楽しく暮らしましたとさ」という方が、腑に落ちたのに・・・
投稿日:2011/12/26
私は富安陽子さんのファンです。 作品を読むといつも懐かしいような気持ちにさせてくれるのです。 この「びんぼうがみとふくのかみ」は大らかなところが好きです。 働いても貧乏な夫婦は、家にずっと貧乏神が居座っていた事がわかり、こっそり引っ越そうとするのですが、わらじを編んで貧乏神もついて来るの言うので、引っ越しを諦めるところと、交代にやって来るという福の神を皆で追い払うところが何とも大らかで、いいなあと思いました。 この貧乏神って、ちょっと憎めない感じがします。 最後は福の神になるのですが、その発想が素敵です。 こどもには「なぜ、貧乏神っているの? 貧乏な神様って必要?」って聞かれ、思いもよらなかった質問に慌て、貧乏神について調べることにしました。
投稿日:2010/03/13
富安さんの文は素敵だし、飯野和好さんの絵は大好きですが、 このお話はお話会で人が、語ってくれたのを先に聞いてしまったので、 絵本より、語りの話の方がストーリーが楽しいな〜、と思ってしまいました。 でも、語りの「貧乏神と福の神」にはなかった 貧乏神が夫婦と一緒に引っ越そうと、押し入れでわらじを編んでいるシーンには笑えました。 飯野さんの絵はハッキリとしていて見やすいし、1コマ1コマが楽しいので、学校などの読み語りに使うのもお薦めです。
投稿日:2010/02/17
大先輩から紹介されました。 「4歳児に読んでみたんだけど、子どもって“絶対感”みたいなのがあって、福の神=いい神様みたいに思っているでしょ!?でも、この絵本ではその福の神が追い出される場面があって、『福の神を追い出していいのかな・・・』みたいな不安な気持ちになるみたいで、その心配な表情がおもしろいの」 なるほど 義理と人情に厚い! 貧乏なんて、なんともしない働き者の夫婦 と住みついた貧乏神の関わりがなんともいいんですよね 心の広さ?やはり日本人大切な心でもある『情』ですかね? 同じ貧乏神でも、最初に押入れにいる貧乏神はなんとも貧乏くさくって、出来れば関わりたくないような(^^ゞ表情。 でも、最後には・・・ つい、見比べてしまいます 飯野氏の絵は、遠目も効きますね 私的には、ちょっと苦手なのですが(^^ゞ 大先輩は、イメージ通りだそうです
投稿日:2010/02/14
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