「くまのがっこう」は山の上の寄宿舎でくらす12ひきのくまのこたちのお話。
絵本は、2002年8月の発売以来、85万部を超える人気シリーズとなっており、フランスや台湾で海外出版されています。
今回の作品は、「くまのがっこう」から数えて記念すべき10作目。
北極にすむ大好きなデイビッドから手紙がくるシーンから始るのですが、舞台の中心は北極。
初恋相手のデイビッドが白熊というのがミソ。
ちょっと胸がキュンとするシーンもあって、ジャッキーファンにはたまらない作品だと言えるでしょう。
最後の別れでジャッキーは泣いてしまうのですが、迎えに来たおにいちゃんがピンチに陥っているのを見て、おかあさんがわり(のつもり)の血が騒ぎ元気になってしまうというのが、いつもながらに楽しい部分です。
シリーズものとして水準は高い作品で、特に女の子にオススメします。