「だれがすんでいるのかな」 なかなかよいと思う みんなの声

大好きな五味さんのお話。

いろんな登場人物がいて、おもしろいんですが

それほどオチが分かってないような気がしました。

なので絵を楽しんで読むといった感じでした。

話の終わり方がたぶん理解できないんだと思います。

もう少し大きくなったら分かると思います。

うさぎやら、ワニやら、へんなのから、
そして、人間までも住んでいる不思議なお家。
色々、出たり入ったりするので
「今度は何かな？」って楽しめます。
語り口調の短い文もいいですね。

そして、「いよいよ！」って思った時に
お話が終わってしまって、私的には「え！！！」でした。
続きがとっても気になるのですが、
続きは、自分たちで想像するしかないんですよね。

大きな青いお家の物語。
だれが住んでいるのかな？
想像がふくらみます。

私が１ページ読むたびに娘は「ここでーす」と言って、該当の場所を指差します。
娘にとって、指差ししたくなるような文章みたいです。
次はこの家に何が起こるんだろうと、わくわくさせてくれます。

図書館に返却した後も「家どこ？」と探していました。
あの青い家が頭にやきついているのかな。

誰が住んでいるの？何人住んでいるの？と不思議に感じながら次は、次はと読み進めてしまう本です。
こんなおうちがあったら面白いよね、と子ども達と読みました。
想像をはたらかせながら存分に楽しめる絵本だと思います。

大きな倉庫にも見える建物には、色んな人や動物が出入りしています。
ここは誰のお家で、どんな事をしているところなの？
中側は全く見せてくれないので、ただただ想像するのみ。
電車やバスから窓の外をのぞいて、子供達と「ああかな」「こうかな」とおしゃべりしているのに似ている気がしました。
「たずねていってみようか」と最後にあるのがお話はもうおしまいなのに何だかわくわくしてうれしいです。

園で読んでもらい大変盛り上がったのだそう。その夜、家で何年も眠っていたのを掘り起こしてきました。やっと適齢期がきたのね。
五味太郎らしーい語りが効いています。

娘は、屋根の上から出て行った得体の知れない物は、カビなど汚い物だといいますが、私は星かと思っていました。
確かめるすべもなく、最後は扉をノックする娘。おみやげも持って行きました。
娘は出入りが楽しかったようですが、私は中身が気になります（笑）

いろんな「生き物」が住んでいる不思議なおうち。
ドアもあちこちにあって、ここから誰か出てきたと思うと、
あそこからまた誰か入ってきて・・・。
娘は、「へんなの」と「にんげんさん」が好きなようです。
この本を読んでから、「パパはにんげんさん？」とか、
「生き物」をいろいろと分類したがるようになりました。
最後のページの、
「たずねていってみようか。おみやげ　もって。」・・・
ほんとにちょっと訪ねていってみたくなります。

本当にだれがすんでいるのか、わかりません。
どうやって住んでいるのかも、わかりません。

たくさんのお土産（何人いるのかわからないから）を持って、遊びに行きたくなるような家です。でも、ドアを開けるのが楽しみなような、怖いような。

家の中がどうなっているのか、変な生き物は何なのか、想像力がフル稼働しました。

家から出かける人帰ってくる人・・・
多くを語らないストーリーですが、この家の中がとっても気になります！
家の中はどうなっているんだろ〜？
何人すんでいるんだろ〜？
って想像し、とっても気になるお話しでした。

大きな家があって、そこに動物や人間、そしてなにやら
へんなものまで出入りしている様子を、覗き見している
ような語り口調で読んでいく、わくわくするような絵本
です。
子供も、「なにこれっ！」と発見が楽しそうです。
最後の「たずねていってみようか。おもやげもって。」
という、作者のユーモアも良いですね。