私の父が、滋賀県(琵琶湖の近く)の出身で、子供の頃よくお盆になると田舎へ連れていってもらっていました。
その頃の風景で、今でも目に焼き付いているのは、こっち(関東)では中々お目にかかれない「イトトンボ」の姿。
この作者が住んでいるのも、琵琶湖の近く。(ただ、それだけでもなんだか懐かしい)
この琵琶湖付近には、たくさんのトンボが生息しているそうです。だいたい90種類以上もいるというから、すごいものです。
写真を見ると、同じヤンマの仲間だけでも12種類。
私が子供の頃すごく気に入っていたイトトンボの仲間も、13種類もいるようです。
また、この絵本にはヤゴからトンボへ変化する様が連続写真として載っていて、虫に大変興味を持っている上の子には、よだれが出るくらい面白かったようです。
こうやって改めて見ると、作者が題名にも使っている通り、トンボの目は宝石のようにきれいでした。私の個人的な趣味でいうと、「オオアオイトトンボ」の目が素敵でした。