昨日、とある絵本研究家(?)の方の講演でこの絵本のお話が出ました。
講演者の方は最初この絵本を読んだ時に「つまらないな」と思われたそうです。
数年後、絵本初心者の方が「この絵本を発表会で紹介したいと思います」との申し出に
「どう紹介するのだろう?」と不思議に思って聞いていると、
「この絵本は現実 → ファンタジー → 現実をあらわしています」と言われて
「何を当たり前のことを」と思った時、ハッと!気付いて衝撃を受けたそうです。
「はっぴぃさんは、子供に本を読んであげている私達大人のことなのでは」と。
戦争を始めるのは大人です。それを止めることが出来るのも大人です。
一人一人がはっぴぃさんになるように心掛ければ世の中は良くなる。
私もそこまでは考えていなかったので、なるほどと思いました。
読む方もよく考えて読まないといけないですね。
そこで家族の対話が生まれるのも絵本の良いところだと思います。