「新装版 かぜのでんしゃ」 なかなかよいと思う みんなの声

谷内さんの絵本には言葉がほとんどなくて（あっても短いものが一行）、その分ダイレクトに絵から心が刺激される気がします。
美術館で絵を見ているような感覚に似ています。


図書館で借りて来た時に１回読んだきりの絵本でその後手にしなかったのですが・・・

ある時、【めを　とじて・・・】と一言長男が口にしました。

そしてまだ借りていたこの本を持ってきて、静かにじーっと絵本を聞いていました。
初めて読んだ時に聞いた【めを　とじて】という言葉が、しっかり残っていたんだなぁ〜って思いました。

読み聞かせの途中で色々な言葉がお兄ちゃんから出ることが多い中、この絵本のような【しーん】とした空気での読み聞かせもたまりません
読み終えた後、【ふぅ〜】と絵本の中から戻ってくる姿が好きです☆

文字も少なく、想像の世界へ誘う絵本です。風景画もとても心地良いです。「目を閉じて風の音を聞こう・・・・。」私には、柔らかい風、心地良い風が吹いてきます。のどかな温かい風が吹いてきます。ファンタジーの世界へ誘ってくれます。とても、のんびりと心地良い眠気まで訪れます・・・・・・。のんびり、ゆっくり出来るので、忙しい大人の人にお薦めです。心を癒してもらえます。

ゆったりと静かに流れる風の音。
だんだん、だんだん、静かに進む電車・・・
たっぷり時間がある、休日の昼間に
静かに、ゆったりと楽しむと、心まで和やかになって
さわやかな風が吹込んできそうな、すてきな詩と挿絵の絵本です。
ゆったりしたいときに、お子さんとどうぞ！

遊園地にありそうなかわいい電車に乗って、男の子があちらこちらにでかけます。雲の中にも、夜の空にもでかけていきます。子どもの想像力の豊かさって、すごいなと思いました。空から緑の丘に向かう場面は、気持よさそうです。男の子のワクワクしている気持ちがつたわってきます。

たくさんの友達とわいわい遊ぶのは楽しいことですが、一人きりで広大な想像の世界に遊ぶことも子供にとっては大事なことだなと感じました。

下の子が気に入って良く保育園から借りて読みます。
読むといってもほとんど字が無く
想像の世界の絵本です。

電車好きなうちの子達は、どこからともなくやってくる
かぜのでんしゃの不思議さとのんびりした心地よさが
好きなようです。

時間のあるときに目を閉じて想像して
親子でゆったり読んで楽しみたい本です。

「めをとじて・・・かぜのおとをきこう・・・」
から始まるこの本ですが、半分以上が文字のないページなのです。ゆったりとした気持ちで想像に浸れます。
トンネルがあったり、線路が空にむかってのびていたり・・・。子どもとゆったり読むのにいい本だと思います。