「おもいのどっち？」 なかなかよいと思う みんなの声

重いはずのものが軽いの、なんで、、、？

人数だったり、足の長さだったり、材質だったり、羽根があったり、、、いろんな理由で予想外の結果が出ていて、面白いです。

ただ、物事を詳しく理解する前にこれを読むと、単純にそのまま「ぞうよりぶたが重い」「きりんよりぶたが重い」なんて思い込んだら困るなあ〜と思いつつ読みました。

うちは3歳で読ませたけど、たぶんそろそろ適齢かな？

なかなか意表をついてる☆

あれれ、ゾウよりブタが重いの？？
と思ったら、ブタの数が多い！！

ブタｖｓキリン＝ブタ勝☆
なるほど･･･納得の理由。

最後は、男の子。
これが、なかなか意表をついてて、
この本を引き締めてる感じで、良かったです。
娘も満足そうでした♪

あきやま　ただしさんの1996年の初期作品。
ぞうさんとぶたさんがシーソーしているシーンから始まります。
そのときの文章は、「ぞうさんのほうがかるいの？」

なぜか、ぶたさんのほうが重いのですが、次の頁に種明かしがあって、ぶたさんが７匹も乗っていたのです。

そんなやり取りが続く、ユニークな作品で、大人には大受けすることでしょう。
でも、対象年齢である幼児が、天使が軽いとか、鉄の豚が重いとかを理解するのは難しいかも知れません。
それを抜きにすれば、可愛らしい絵と相まってとても楽しい作品だと思います。

親子の遊び会で読む前に家で子どもたち相手に練習です。
6年生の息子は・・『ちょっとまって！！』とじっくり、考え、みごと全問正解！！
あきやまさんと思考回路が一緒？？？

そう、この絵本はシーソーにのっているのがどっちが重いか？を訪ねる絵本です。

はじめはぞうさんとぶたさん・・
ぞうさんの　ほうが　かるいの？　と描いてある可愛いページ。
ちびっこたちの返事もおもしろかったですよ。
『すごーくごはんいっぱい食べたぶたさん』とか『おしりがうーんと大きい』とか・・・

息子やあきやまさんの発想よりすごいかも！！（あきやまさん大変、失礼しました）

なぜ？こうなのか？は次のページなんだけど・・・

やっぱりちびっこには少し難しいところもあってすぐに笑えない場面もありました。

お母さんたちのが反応はよかったかな？

でも・・やっぱりひとにねりあっておもしろい♪
なので・・星４つにしました。

大人の私が読むと、とてもおもしろいな〜と思いますが、２歳の娘には、どうしてそっちが重いのかまだよく分からないみたいです。だから、理由も話しながら、読んでいます。そのうち、この本のおもしろさに気づいてくれる日を楽しみにしています。
２歳の娘のお気に入りは、最後の「おんなじです」のところです。ページをペラペラと何度もめくっては戻して、同じだね〜と言っています。パラパラマンガのように同じ人があっち向いたり、こっち向いたりして見えるのが楽しいのかもしれません。そういうおもしろさもこの本にはあって、工夫されてるな〜と感じました。

単純な重さ比べの本ではありません。ぞうとぶたのシーソーでどちらが重い？なんて簡単そうですが一ひねりもふたひねりもしていてページをめくるたびにこんなんわからへん！と娘と言い合ってました。いろいろ想像できて楽しいですよ。

最初は「えっ？」って、思いました。だって、象と豚がシーソーに乗っていて、象の方が上に上がっているんだもの。
謎の秘密は、豚が一杯のっていたんです。
他にも、単純にはいかない「おもいのどっち」でした。
なかなか楽しかったですよ。