『はじめてのおつかい』『あさえとちいさいいもうと』が好きです。そして、この絵本が、同じ作者コンビ3部作のもう1冊とのこと。あさえちゃんとあやちゃんが出てきます。
『あさえとちいさいいもうと』では、お母さんがおつかいにでかけてしまいましたが、今度はあやちゃんが病気で、またあさえはお留守番を余儀なくされます。今度はひとりきり。思わず「また?」と思ってしまいました。いくら急用とはいえ、幼稚園児が一人でお留守番なんてあり得ないよなぁ・・・と。
でもあさえちゃんはその苦難を乗り越えて、ちゃんとお姉ちゃんらしく振る舞います。ちょっと痛々しい感じさえしてしまいました。
あさえちゃんがつくる折り紙が、長女がよく折るものとそっくりで、なんだか我が家の出来事のように思えました。林明子さんの絵には本当にいつも驚かされます。