今日小学校の図書室で読みました。40人位の1年生〜3年生と、30人位のお母さん達の前で。
今日は、本年度の読み聞かせボランティアの説明会だったので、たまたま今日が担当日だった友人と私の読み聞かせを、参考のために見学されたのです。
皆さん「どんな風に読んだらよいのか」「子ども達の様子はどうか」と物凄い熱視線を送ってきますので、読む方としては、とても緊張しました。
皆、とてもよく聞いてくれましたし、ティラノが「俺はティラノサウルスなんて知らない!」と叫ぶところでは、子どもから「自分がティラノなのにねぇ」と声がかかったりしました。
でも、子どもよりもさらに、おかあさんたちの反応が良いのです。
「もう、ウルウルした」「泣けた」という人あり、「この本ウチの子どもが好きそう。ちょっと見せて」と本を手に取る人ありと、上々の反応でした。
この本は、子ども達は恐竜が出てくるというだけでも喜び、大人は、「本当の自分を見て」という叫びや、二人の切ない友情に心がジーンとしてしまう本です。
どちらかというと大人の方が、自分の人生をベースにいろいろと深い意味を読み取って、思わず「良い!」と叫んでしまいます。