いもとさんの愛らしい絵に惹かれ、ほのぼのした親子のお話かなぁ…? と、中身をあまり確認せずに、3歳の娘に読みました。
普段読んでいる本よりかは、少し文章も多かったのですが、娘は静かに一緒になって聞いていました。
読み進めながら、「あかん…、これは、もしかして…」 と、親の私はこの先の展開を感じ、少し声が震えてきてしまいました。
思った通り、衝撃的なシーン!!!
いつものように、おかあさんにかけていったこども…。
どうして? というショックと、かあさんなんてきらいだー! と泣くシーン。
読みながら、私が涙を堪えるのに必死でした。。。
正直、3歳の娘は、あまりストーリを理解できてない様で、ウルウルしている私を見て 「???」 とぽかーんとしてました(笑)。
3歳児に読むには、早すぎましたが、親の私には、心にズシンと響くものがありました。
まだまだ 「ママ、ママ」 とくっついて、甘えてくる我が子ですが、すぐに大きくなって、自立していくのだろうなぁ。 そのときを、寂しがらずに、受け入れられるのかなぁ。。
ただ甘やかすのでは泣く、いつか来る、子離れの時期までに、しっかりと愛情をもって育てて、そのときがきたら、ちゃんと手を離せられる親になりたいものだなぁ… と感じました。
子供がもうちょっと大きくなったら、「離れても、遠くで見守ってくれる存在がいる」 って思ってもらえる様に、もう一度一緒に読みたいなと思った本です。