「火山のサバイバル」 なかなかよいと思う みんなの声

御嶽山、大涌谷、桜島と、
ここ1〜2年、火山のニュースを見ることが多いように思います。
6歳の息子も一緒にニュースを見ますが、
当たり前ですが、政治経済国際情勢などに比べて、
火山のニュースに対する食いつきは違います。

で、火山のサバイバル。
サバイバルシリーズを図書館で全巻制覇したあと、
息子と一緒に、
購入するもの、再度借りるもの、もう読まなくてよいものと分類したところ、
もう一度借りて来ようとなった本です。

主人公はお馴染みのドゥリと、6年生のお兄さんお姉さん。
ドゥリたちが乗った飛行機がフィリピンの山奥に不時着。
パイロットのみ、先に一人パラシュートで脱出していて、
3人だけが取り残されました。
幸い3人に怪我はありませんでしたが、近くの火山が大爆発。
3人は知恵を絞って、次々と襲いかかる、火山灰、火山泥流、火砕流などから身を守っていきます。
漫画は例によってくだらないです。
大人の鑑賞に耐えるものではないです。

でも、コラムなどを含めて、火山の知識が満載。
6歳男児が楽しく火山の知識を学ぶことができました。
これはこれでいいんじゃないかな。

娘の同級生の男の子達にとっても人気の本です。
学校の図書館ではいつも貸し出し中とのこと、娘もやっとチャンスを
みつけて借りてきました。
ページの多くが漫画なのですね。そうして、火山のことなどの
細かい説明が途中で文章で詳しく書かれています。
私もためしにひとりで読んでみたのですが、大人の女性には
あまり向かない本だなあと思いました（笑）。
火山は私は大好きなんですけど、あまりに荒唐無稽すぎて（笑）。
漫画のノリがわりとがちゃがちゃしていますし。
でも、小学生男子はこういうのが好きなんだねえ。みんなげらげら
笑ったりしながら読んでいるそうです。
娘も全部読んだようですが、たぶんもう借りてこなさそうな気が
します。動物などのかわいらしい本が好きな娘の好みでもなかった
みたいですね。
少し年上のおねえちゃん達などにも訊いてみたのですが、女子も
男子もこの本好きだと。でも「サバイバル」の仕方がいろいろ書かれて
いるにもかかわらず、ちょっとでも実践してみようとする子は
いないらしいです。ちょっと残念。