文は、「ピーマン村の絵本」シリーズでつとに知られる中川ひろたかさん。絵は、我家では「ポットくん」シリーズが大人気の石黒ひろゆきさんというある意味凄いコラボの作品です。
主人公のたっくんが、ごはんを食べるシーンから始まります。
それも、にんじんごはん。
スプーン、はし、フォーク、手とあって、どれで 食べる?
とクイズになっています。
次のページで、はしで食べるシーンが登場します。
同じように、「誰と食べる?」「どのエプロンにする?」「何をかける?」「何のおまじない?」等のクイズがあって、次のページには答えがある展開が続きます。
一緒に食するのが、犬、猫、熊、象というのがGOOD。
意識されていると思うのですが、ピーマン、ニンジン、ミルク、お魚等、必ずしも子どもが好きでない食材を選んでいるので、食育にも役立つことでしょう。
ただ、お肉にニンジン粉って、聞いたことがなく、あまり一般的でないような気がしました。
最後に
「いただきマンモス バルサミコす」
「ごちそうさんま しいたけ ゴリラ」
なんて言葉遊びの紹介もあって、内容の濃い作品だと思います。
食べることに興味を持ち始めた頃、オススメします。