「エルマーとカバ」 なかなかよいと思う みんなの声

みんあで助け合うことが、描かれていましたね。
いがみあっていた、カバとゾウが協力する姿は素敵でした。
しかも、その橋渡しをしたのはエルマーです。
今回は、イタズラなしで一生懸命働いていましたね。
エルマーのイタズラも楽しいですが、こんなに真面目になっていることも新しい一面のようで新鮮でした。

エルマーシリーズの１１番目の絵本です。

今回もエルマーは大活躍。ほかの象たちの苦情やかばたちの事情もちゃんと聞いて、解決するためにどうしたらいいのか考えます。ちゃんとみんなに相談し、みんなで協力して解決するところがいいですね。それで仲たがいしていた象とかばが最後には仲良くなれるんですから・・・。

エルマーシリーズは教育的な話をかわいらしい絵でやわらかくしているところが好きです。

上の子がエルマーが大好き！
図書館に行くときに、「今日は何を借りてくる？」と聞くと、必ず「エルマー」と答えます。


エルマーシリーズを読むのはこれで３作目。
シリーズの１、２と読んできたので、エルマーのイメージといえば、いたずら好きのわんぱく坊やという感じだったのですが。
この作品はシリーズの中でもわりと最近のもの。
いつの間にかエルマーも立派になっています。


じぶんたちの川にかばがやってきて、こまったぞうたちは、エルマーに相談しにきます。
エルマーもちゃんとかばたちに話をきいて、問題を解決。
エルマーをリーダーに、みんなで協力してかばたちをたすけてあげるなんて、エルマーってなんて成長したんでしょう！

それにエルマーにはいとこもいたんですね。
白と黒のパッチワークのぞうさん。
きっと他の作品に出てきてるのね。
やっぱり全部よまなくっちゃね。

とっても面白かったです。

水が出てきてみんなで水浴びする場面は、こちらも楽しくなってきます。夏、水浴びできる時期に読んであげたらいいのではないでしょうか。

エルマーは、カバの意見とゾウの意見を聞いて、自分で調べて、解決策を探す・・・
それも、みんなで協力して。
お手本のような絵本でした。