家が建つまでの様子が、丁寧に描かれている作品。
このシリーズは、
たくはいびん・どうろこうじ・パトカー
の3冊は家にあって、作品の良さはわかっていたので
今回も安心して図書館で借りた。
建築主である家族が、新しく家を建てる場所を実際に見にきて
建設会社の人といろいろ相談している場面から
お話は始まる。
土をしっかりかたくして、砂利をしいて平らにして
次は家の基礎を作って・・・
最後、家族の引っ越しが完了するまでを
丁寧に、でも子どもでもわかりやすく、簡潔に
描かれていると思う。
建築関係の人以外にも、
電気会社の人や植木屋さん、引っ越し屋さんまで登場。
そして私も皆さんと同じように、
2人のおじいさんが気になってしまった(^^)
ほんとにどのページを開いても、
いつも必ずどこかしらにいるんだもの。
しかも、いつもは2人離れた場所にいるのに
たった1ページだけ、2人がお喋りしている場面がある。
そうか、2人は知り合いだったのか〜。
と、本編とは関係ないところで楽しめるのは
私が読んだ他の3作品と同じだ。
低学年子たちへ、いつか紹介したいと思います。
ちなみに、
たくはいびん・パトカーは学校で読みましたが
子どもたちの反応も良かったです。
とくにパトカーは、男の子が好きそうな感じでした。
おススメします。