絵があまり好みじゃなくて読む気になれませんでしたが、
子供が読みたい!と言ったので渋々読みました。
結論から言います。
これすっごいいいお話でした。
いつもピンとこないなと思っているお話も
子供が選んだ絵本って意外と当たります。
アンデスの山々をのぞむ高原に
チャスカという名前の娘がいました。
毎日リャマやアルパカと過ごし、
一日中小高い丘の上ではた織りをしています。
いつもコンドルの歌を歌っているのを
空からコンドルは聞いていました。
いつかあの娘と話したい、そう思ってました。
コンドルは人間の姿になってチャスカに
近づきました。
困っているチャスカを助けてくれて
家族にも気に入られました。
でも正体を明かさないので気になったお父さんは後をつけました。
人間の姿に変身したコンドルだということを
見てしまったのです。
チャスカとコンドルはとても惹かれあっているのに
お父さんは認めてくれません。
どんどん元気をなくしてしまうチャスカ。
このまま終わったらどうしよう。
タイトルはたいようまでのぼったコンドル。
この意味がようやくわかりました。