雪合戦に雪だるま、雪の日の子どもの遊びの定番ですね。うちのあたりは、雪が少ないので、こどもたちは、大きな雪だるまを作っても、まだ雪がいくらでもあるような雪の日に、とても憧れているようです。
得意な雪合戦ではりきっていたりすくん、そんなりすくんに速い雪玉を投げつけてしまったきつねくん。きつねくんが、いたたまれなくなって、いなくなってしまうところ、わかるような気がします。でも、その場から逃げてしまっているのではなくて、きつねくんなりに、りすくんと仲直りする方法を考えているのですよね。
りすくんに悪いと思って、りすくんの気持ちがほぐれるように、きつねくんがつくったりすくんの雪だるま。きつねくんの思いは、りすくんにも届いたようです。
周りで一緒に遊んでいる動物さん達も、りすくんをかばいすぎるでもなく、きつねくんを責めるでもなく、こんなふうにもめ事なく遊べたらいいだろうなあと思いました。