3歳8ヶ月の息子に読んでやりました。つんつくせんせいシリーズが好きなので読んでやったのですが、まさかうらしまたろうのお話にこんなに沿っているとは思いませんでした。
つんつく先生が散歩をしていると、大きなかめに出会い、迷子だと思ってやさしく海へつれてやります。・・・とその恩返しにと勝手に勘違いして、うらしまたろうのように竜宮城に連れられ、もてなされ、玉手箱をもらえるだろうと思い込みます。その様子がなんともおかしい。いい迷惑なのはかめ。みんなに協力してもらい、なんとかうらしまたろうの気分を味わうことができたつんつく先生。
息子にはまだうらしまたろうのお話を読んでやっていないので、なにがなんだかよくわからなかったみたいです。うらしまたろうのお話をよんだらもう一回この本を読んでやりたいと思います。それにしても、つんつく先生の思い込みの激しさには圧巻ですよ。よくよくみるとかめだって陸ガメ系なので、どうやっても海を泳げるわけではない。うらしまたろうの格好をしてみたり、自分で乙姫様になってみたり・・・と妄想の激しさにもびっくり。こういうおっちょこちょい系のお話はははは!と子どもと笑えるので、気軽に楽しみたい人にはどうぞ。