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さんまいのおふだなかなかよいと思う みんなの声

さんまいのおふだ 作:松谷 みよ子
絵:遠藤 てるよ
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1993年
ISBN:9784494001323
評価スコア 4.17
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みんなの声 総数 11
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  • 音がよい

    • じっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子10歳、男の子6歳

    山姥に食われそうになる小僧が、さんまいのおふだを使ってピンチを切り抜けるお話です。
    山姥が小僧を切るための包丁をといでたり、山姥が小僧を追いかけてきたり、かなり怖いお話の気はします。ただ、この絵本では、和尚さんの飄々とした感じや、ラストの小僧の懲りてない感じで、ちょっとクスッと笑えてきました。
    小僧のことを「こぞっこ」と表現していたり、昔の言葉が難しいかなとも思えましたが、子どもは気にせず聞いていました。
    一度は聞いてほしい昔話だと思います。

    投稿日:2021/09/12

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  • あんまり怖くはないけど

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    娘が保育所で読んでもらった「さんまいのおふだ」がこの松谷みよ子さんのものだったので、いくつかの出版社から同じ題のものがでていますが、こちらを購入しました。

    文章がやわらかく、優しいですね。絵もかわいいので、怖くないです。
    怖がりな娘も、大好きです。
    私の子どもの頃の記憶では、ものすごく怖い話だった気がしますが、怖がりな私も、これなら何度でも娘に読んでやれます。

    投稿日:2008/12/23

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  • テンポのあるはなし。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子6歳

    日本むかし話の中で、娘の好きなおはなしのひとつ。
    お寺の小僧さんが、やまんばから三枚のお札を使って逃げる場面と、おしょうさんとやまんばの対決の場面がみどころ。

    テンポのよい文章で、子供の心をひきつけます。
    あまだれがうたう
    「こぞっこ あぶねや てんてんてん
     こぞっこ あぶねや てんてんてん」

    やまんばがうたう
    「こぞっこ うまかろ にっかにか
     こぞっこ くいてや にっかにか」

    また、やまんばが川を泳ぐ場面では、
    「なんだかわ こったらかわ
     なんだかわ こったらかわ」 

    などと、繰り返し同じ言葉があるので、けっこう一度聞いたら耳から離れない。  
    絵もソフトで、ワクワク感もありドキドキ感もあり、小さなお子さんでも、とても楽しく聞けるおはなしです。

    我が家には、題名の違う「三枚のお札」と同じおはなしの絵本があります。
    題名は「たべられたやまんば」で、 文:松谷みよ子、絵:瀬川康男の絵本です。
    「三枚のお札」は、違う出版社からも何冊かでているので、読み比べてみるのもおもしろいですよ。

    投稿日:2006/10/14

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  • どきどきはらはら

    昔話は、いつでも子どもの心をひきつけます。いろんな昔話には「やまんば」が登場しますが、やはりこのお話が定番だと思います。おふだの力が子どもには、不思議で新鮮で、この場面が一番大好きにようです。少し小さい子どもさんでも、どきどきはらはらしながら、一緒に読み聞かせを楽しんでみては

    投稿日:2006/10/11

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  • リズムのあるセリフがいい

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子11歳、男の子8歳、男の子6歳

    子どもの病院の待合室にあったので、読んでみました。つい最近、水沢謙一&梶山俊夫の『三まいのおふだ』を読んだばかりだったので、子ども達も「『三まいのおふだ』だあ」と喜んで聞いていました。

    私は、絵は梶山版の方が趣があって好きですが、文章は読みやすく柔らかいので、松谷版の方が好きですね。
    優しいおばさんだと思っていたのが、実は山姥だと教えてくれたのが、雨だれで、
        こぞっこ あぶねや てんてんてん 
    と歌うところや、山姥がこぞうさんを追いかけてきて、
        なんだかわ こったらかわ
        なんだやま こったらやま
    と言いながら障害物を乗り越えていくところなど、とてもセリフにリズムがあって、声に出して読むととても気持ちがいいのです。
    最後の化け比べのところでも、大きなものに化ける時は、
        たかづく たかづく たかづくよ
    小さいものに化ける時は、
        ひくづく ひくづく ひくづくよ
    と言うところも、どんな風になるんだろうというワクワク感を誘って面白いですね。

    子ども達は、内容の面白さが一番大事で、特にどちらの方が好きというのではなく、『三まいのおふだ』というお話自体を楽しんでいましたけれど。

    投稿日:2006/06/01

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  • 昔話も楽しく読めました。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、男の子5歳

    まんが日本昔ばなしを観てから、絵本も面白いかと思って子供に持って行きました。
    昔話風の絵本は、「怖い話」という先入観があるのか、なかなかよってこないうちの子二人。
    でも、テレビで見ていたので、これは、最初から寄ってきました。

    テレビでしていた内容と、ちょっと違いましたが、それでも、二人とも、絵本をじ〜っとみて、聞き入ってくれました。
    ・・・やまんばに追いかけられるところでは、やっぱり、私の背中に隠れて、見ていましたが。

    最後に、和尚さんがやまんばをお餅にくるんで食べちゃったら・・・
    次の日早速、お餅を食べたがりました。
    でも、やまんば入りのお餅は・・・ないんですけど・・・。(笑)

    投稿日:2006/02/10

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